おすすめの記事
営業の仕事がつらい、向いていない気がする。そのつらさの正体は?

こんにちは。
〈オンラインカウンセリング『なごやか』
心理カウンセラーのイヌカイです。
今回もご相談にお答えしていきます。

得意な人にはこんなに楽しい仕事はないのと、
対称的に苦手な人にはこんなにつらい仕事はないとも言える
営業やセールスのお仕事。

 

私も新規開拓(飛び込み)、既存顧客ともに経験があります。

そして、そのつらさが元で休職にいたりました。
(休職の原因はそれだけでは無いですが)

一口に営業・セールスと言ってもそのつらさには
いくつか種類がありそうです。
今回はそのつらさの代表的なものをピックアップ、
心理的な側面から分析してみたり
対処法を考えてみたりしていきます。

少々長文ですので自分に関連のありそうなところに
もくじから飛んで読んでいただければOKです。

営業はパワハラ・精神論にまず注意

まず、本題に入る前にですが、
営業職はパワハラや精神論が横行しやすい
職種でもあります。

営業課長とかの営業管理職になる人は
かつて自分自身が営業で実績を上げた方が
なることが多いです。

そういった方は営業としてモノやサービスを
売ることに長けていることは
まず間違いないのですが、
リーダーとして部下の能力を見極めて
伸ばしたり、モチベーションを高めたり
ということに長けているとは限りません。

管理職になってからちゃんと勉強する方なら
まだいいのですが、自分の経験からしか
指示やアドバイスなどをできない方もいたりします。

自分がうまくいった経験を同じように
やらせたところで、数年違えば業界の環境も
ぜんぜん違いますし、部下ひとりひとりに
合う合わないも当然あります。

そこで部下をうまく成長させることができず
結果がでないとフラストレーションがたまり
パワハラにいたるというのはよくある
パターンです。

もちろん、それを自身の課題と受け止められず
部下に八つ当たりまがいのパワハラをしてしまう方
というのは精神的に未熟極まりないです。

もしも、運悪くそういう上司に当たってしまった
気がするのなら次のことをチェックしてみてください。

1つは人格攻撃・否定をしてくるかどうか。
仕事の内容ではなくあなた個人の性格や
特徴などについて指摘や追求を
してくるのであれば、それは明らかに問題です。

2つ目はたとえそれなりに正しいことだとしても
大声で恫喝したりすることが度々あり、
それに対するフォローもないこと。
仕事に情熱がある方が感情を込めて叱る
という事自体は決して悪いことばかり
ではないと思います。

しかし、なぜそういう言い方をしたのかなどを
その後丁寧に説明したり、叱ったことを部下が
改善したときに適切に評価したりという
フォローがないならばそれもただ恐怖を
与えているだけです。

3つ目は明らかに地位を利用して
理不尽な指示、要求、処遇をしてくること。
ここまでくると誰の目にも明らかな
パワハラ案件なのですが、
社内にいるとそれが当たり前に感じてしまうのが
怖いところです。

もしもそういったことでつらいと思ったなら
すぐに社外の第三者(できれば複数)に
相談することをおすすめします。

ざっくりとはこのくらいですが、
パワハラに関しては検索などすれば
より詳しくでてきますので、
もしも疑いがある場合は調べてみることを
おすすめします。

以上は営業そのものがつらいのとは、
また別の問題ではありますので
この先のお話の前にチェックしてみて
くださいませ。

では本題です。
営業のつらさって
いろいろあるかとは思いますが、
自分の思いつくところで
大きく4つをあげてみました。

1,新規開拓(飛び込み)やテレアポがつらい

一般的につらいと言われる飛び込みですが、
こちらのほうが所詮ダメ元だからとか
うまくいかなければそこで関係が切れるので
後腐れないからとかで気楽という人もいます。

ノルマ等を別にすれば飛び込みや
新規のテレアポのつらさで一番大きいものは
「未知のモノ(ヒト)への恐怖感」
ではないでしょうか。

いったいどんな人がでてきて
どんな反応をされるのか?

言葉にすると単純ですが、
この未知への恐怖は動物の根源的な
ところにもつながってきますので、
具体的なトラウマのようなものを探して
それに対処するという方法が
取りづらい場合も多々あります。

根源的であるがゆえに言葉にできないですし、
反応的に緊張感や苦しい感じがでてきます。

ひとつひとつは小さいストレスだったとしても
一日に何件もやっていたら
ものすごいストレスが積み重なっていきます。

もちろんほとんどの場合断られるでしょうから
それも積み重なるでしょうね。

数をこなして慣れることもあるでしょうが
それまでつらいのが続くのもしんどいもの。

しかし営業を仕事にしていると意識的にせよ
無意識的にせよついつい
「こんなのを感じているなんて未熟だ」とか
「営業に向いてない」とかって自分を責めて
しまいがちです。

動物として未知のものの怖れがあるのは
当然ですので、まずはその緊張感や恐怖感を
しっかり感じて拒絶せずに受け入れてみましょう。

1件終わって車に戻ったりしたときに、
テレアポなら休憩時間にトイレとかにいって、
その感覚を感じきっておくとよいです。

具体的には緊張感を感じている身体の部位を探して
そこから全身にそのイヤな感覚を
広げていくイメージです。
薄く広げて感じる時間をその分短くする感じです。
実際にイヤな感覚に色や感触をつけたら
どんな感じかイメージして
それを身体から取り出して手にとって
体全体に広げるという動作を
やってみましょう。

よっぽど慣れた人や成功体験が多くなって
恐怖感を楽しさが上回るほどになった人以外は
ストレスを感じて当然です。

動物として自然な反応ですから
「こんなもんだよなあ」と受けいれて
感じきっていきましょう。

あえて自分から緊張しにいくつもりで
いくのもいい方法です。

インターホンを押す前とかに
自然にわいてくる緊張感より
強く身体に力を入れるんですね。

要は恐怖感に乗っ取られて
コントロール不能になるのを
上回ってやるのです。

そうすることでコントロールの
主導権を普段の自分に取り戻せます。

2,既存顧客との関係継続へのプレッシャーがつらい

自分の経験ではこちらのほうが
強くストレスを感じました。

これは次に上げる成績やノルマなどに
関わるストレスと人に嫌われるのや
怒られるのが怖いという感覚が
考えられます。

前者に関しては次の項目に譲るとして
後者について考えていきましょう。

人に嫌われるのが怖い、
人に拒絶されるのが怖いというような
感覚は多くの場合幼少のころの
親との関係などに起因することが
多いのでかなり手強い問題だったりします。

決して極端な暴力や無関心などが
なかったとしても
ちょっとしたできごとや
日々の積み重ねなどのせいで
「自分は愛されないのではないか?」
「自分は孤独になってしまうのではないか?」という
思いが蓄積されていき、
嫌われることへの恐怖感となります。

この状態には子どものころにかけてもらえたら
ホッとしたであろう言葉を
自分にかけてあげるという方法が有効です。

「あなたを好きでいてくれる人は必ずいるよ」
「あなたは愛される価値のある人間だよ」など
ベタでいいので言葉を探してみましょう。

もしも自分にその言葉をかけたときに
何か抵抗感がでてきたら、
身体に感覚があらわれているところを
探してさすったり、その部分を揺すって
ゆるめたりしてから
あらためて声をかけてみましょう。
感覚が変わるはずです。

もしもさすったりが
あまり効果がないようなら
逆にギュッと押さえてから
ゆっくりと力を抜いていくというのも
試してみてください。

3,成績・ノルマへのプレッシャーがつらい

成績が上がらないとか
ノルマが達成できないとかで、
それを理由に上司などから
パワハラがなかったとしても、
自分で自分を追い込んでつらくなってしまう
ということもよくあります。

特に優秀な同僚や後輩がいたりすると
焦ってしまったり比べて落ち込んでしまったり。

こういうときに一番まずいのは
彼らのやり方をそのままマネしてみることです。

それでうまくいくこともあるかもしれませんが
たいていはその人のキャラや
持っている能力に合ったやり方をしているので
自分がやるとぎこちなくなったり
無理にやることがストレスになったりで
逆効果になりがち。

もしもやり方などを聞くなら
参考として自分でできる方法に変換したり
ストレスなくできることだけを
マネしたほうがいいです。

同じことをしてうまくいかないと
「やっぱり自分はダメなんだ」という思いも
強くなってしまいます。

成績やノルマが達成できない
怖さの根源には2と同じように
幼少からつくられた

「期待に応えなければ愛されない」
「優秀でなければ価値がない」などの
強烈な思いこみがあることが大半です。

2の対処法と同じく
「期待に応えられなくても大丈夫だよ。」
「失敗してもあなたが大好きだよ。」
といった言葉を探してみて
取り組んでみましょう。

 

4,罪悪感がつらい

商品やサービスを
口八町でだまして売ったような気になり
罪悪感を感じるということもあります。

もしも社会倫理的に考えて
明らかにおかしいモノを売っている
という感覚を持ったならすぐに
だれか部外者に相談しましょう。

ほとんどの場合その感覚は正しいです。

明らかにおかしなモノを売っていても
それをガマンし続けるうちに
会社に洗脳されてしまいますので
その前に第三者の意見を聞くことは大切です。

問題は売っているものは正当なものなのに
罪悪感に襲われるとき。

そういうときはお客さんとの
関わり方を見直したほうが良いと思います。

罪悪感を感じるのは多くの場合
その商品を買うことがお客さんにとって
実は大してメリットになって
ないんじゃないかとか
一番の選択肢ではないんじゃないか
というときです。

そんなときに大切なのは
お客さんがしっかり理解して
納得して買ったという思い。

そのためには自分が売るものの
デメリットや状況によっては競合の商品や
サービスなどのほうが合っている
ということを正直に伝えることです。

一見それでは自分の売り物が
売れなくなってしまいそうですが
ほとんどのお客さんの信頼度は
間違いなく上がるでしょう。

信頼さえ得られれば
結果そのとき売れなくても
「今度また役に立ちそうなモノ持ってきます」と
言うだけですので。

(テクニック的な話しになってしまいますが
デメリットはメリットより先に
話しておいたほうがいいです。
後に話して記憶が新しいほうが
印象に残るからです。)

全ての仕事は営業である

いかがでしたでしょうか?

もしもあなたが営業職がつらくて
他の職種に変わったとしても
実はその仕事も本質的には営業です。

(もちろん力を発揮できる分野は
違うかもしれないので
職種を変わることがいけないわけでは
ないですよ。)

仕事には必ず相手=お客さんがいるからです。

それが経理や総務だったとしても
自分の仕事を納める相手がいますよね。

たとえば上司とか他部署の人とかが
お客さんになるわけです。

どうしたら自分のお客さんを
喜ばせることができるか?

仕事って総じてそういう側面があると思います。

営業をするという感覚に拒否感が
なくなればなくなるほど
どんな仕事にもプラスになります。

もしも現在営業・セールスの仕事が
つらくても、そこに向き合い
乗り越えることができれば
その後の仕事人生がガラッと
変わることすらあります。
そう考えるとちょっと楽しみですよね。

以上ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

自分自身もうつを乗り越え、心の不調に苦しむ人に向き合い続けるイヌカイが、
心の仕組みをふまえた「なるほど!」と心が軽くなるお話をお伝えいたします。
メルマガ会員様だけのお得な情報のご案内などもいち早くさせていただきます。
お名前とメールアドレスだけでカンタンに登録できます。

*お名前

 
*メールアドレス
 

(購読の解除はメールのリンクをクリックするだけでいつでも可能です。)

自分が嫌いで許せないあなたのための『自己肯定感』の真実

『自己肯定感』を高くしたいと思ったら
最初に知っておきたいことがあります!

「自分の心の悩みにはどうも自己肯定感が
低いことが関係してそう…」

そんなふうに思いつつも、何から手をつけたらいいのか分からない…

本を買ってみたけど、どうもピンとこない…

そんなふうに困っているあなたに
「自己肯定感を高めるために知っておきたい大切なこと。」を
ギュッと凝縮したE-book(PDF小冊子)をプレゼントします。

ぜひお気軽にダウンロードしてくださいませ。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事