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自分を誰かとつい比べてしまい劣っていると思うと落ち込んでしまうあなたへ

 

自分よりうまくいっている人を目の当たりにすると、
つい「○○さんと比べて、自分はなんてダメなんだ…」
という思いがわいてきて暗ーい気分になってしまう。

よくないとは思いつつなかなかやめられなくてつらいですよね。

 

でも、逆に自分が人より優れていると思えると嬉しくなったりしませんか?

もちろん、それはある程度は自然なことです。

だれかと競い合うことによる成長もあります。

 

でも、負けてしまったときに悔しいと思うことと、
自分を否定することは本来別なことなのです。

 

そして、自己否定しなくて済むように、
人と比べて勝ることを目標にしてしまうと、
本当に手に入れたいものは結局手に入らない
という結果に陥ってしまうことすらありえます。

 

では、どうしてあなたにはその『他人との比較グセ』がついてしまったのでしょう。

 

それは、今までのあなたにとっては
そうすることでしか自分自身の存在価値を
実感するすべがなかったからなんです。

 

もしかすると、子どもの頃に勉強や運動などの
競争で勝ったときだけほめられて、

なんでもないときの自分に対しては

「大好きだよ。」「あなたはいい子だよ。」
無条件に存在を肯定してもらえる言葉を
あまりかけてもらえなかったのかもしれません。 

今の自分をあきらめよう。

アドラー心理学に『自己受容』という考え方があります。

読んで字のごとく自分を受けいれるということなんですが、
それには『他者信頼』『他者貢献』という2つがセットになると言われます。

つまり、他人を信じて、誰かの役に立つことで、
自分に価値があると感じられるようになるという考え方です。

 

それ自体は間違っているわけではないですが、
いきなり誰かの役に立とうなんて考えると
ついハードルを上げすぎたりしてしまうし、

結局“役に立っている”ということにすら
誰かと比較してしまうことすらありえます。

 

だから、まずはの自分』をあきらめてしまいましょう。

 

今の自分をあきらめろなんて、
一見冷たいような後ろ向きなような感じがしますよね。

でも、ポイントは『今の』というところです。

 

現時点のあなたにはできることもできないこともあるのは厳然たる事実です。

でも、未来のあなたには無数の可能性があるのです。

 

だけれど、比較グセを続けて『今の自分』に対する
客観的な視点がもてなければ、

ストレスで頭脳も鈍るし、メンタルの調子はくずすし、
努力の方向もたいてい間違えることになるでしょう。

 

それは時間=命のムダ使いです。

肩肘張って躍起になっている自分に気づいたら、
とりあえずため息でもついて

「今の私なんてこんなもんなんだー。」なんてつぶやいちゃいましょう。

 

ちなみに、ため息は人に見せると嫌がられますが、
自分ひとりのときにやるのはとてもいいことです。

「はーーーーーーーーーー」と
長く深く吐くことで身体もリラックスモードになりやすくなり、
心も落ち着きますよ。 

“他人と比べるクセを弱める”自分にかける言葉

まずは、「だれかと比べないと自分に価値がないと
思えて不安になっちゃうよね。」

つい比べてしまう自分を否定せずに寄り添う言葉を。

「やめたほうがいいことは分かってるけどついやってしまうものね。」
とかもいいと思います。

自分の心の中の〈比較してしまうさん〉と仲良くなれてきたかなと思ったら

「だいじょうぶだよ。そのままのあなたで十分に価値があるよ。」

「他のだれに何を言われても私はあなたが好きだよ。」

たくさんたくさん、とにかくたくさん
子どもの頃に足りなかった言葉の栄養補給をしてあげましょう。