目標が達成できなくて、
つい自分が情けないような劣っているような
感覚を感じてしまうと本当に苦しいですよね。
そして、ただでさえ苦しいのに
追い打ちをかけるように自分を責めてしまったり…
あなたにはちょっと完璧主義なところがあるかもしれません。
「1番にならなきゃ意味がない、2番以下には価値はない。」
といったようなことをよく考えていたり、
完璧であることや一定以上のクォリティにこだわるばかり、
逆に一歩が踏み出しづらくなったりしていないでしょうか?
本当は楽しくできるはずのことも義務感でやってないでしょうか?
完璧主義はある一定のところまでは結果を生んだり、
成長につながるという面もあります。
ところが、この完璧グセがあると
ストレスが溜まりやすくて疲れやすくなりますし、
失敗しながら学んでいくということもしづらいので、
結局パフォーマンスも上がらず
成長もしないという結果になりがちです。
実は完璧主義にいいことはあまりないのです。
ちょっとでもできた自分をほめよう。
目標の達成を目指すこと自体は素晴らしいことです。
でも、できる限りの努力をした結果、
100%達成できなかったとき、
本当にそこに意味や価値はないのでしょうか?
たとえば、100点満点のテストで10点しか取れなくても、
10点分でも正解ができたということは
勉強する前よりも10点分賢くなったわけです。
それを進歩と言わずしてなんというのでしょう。
結局、目標達成できなくてなんの意味もなかったと感じている
記憶を思い出してみてください。
そして、もしも1%でも、0.1%でも
何かを成し遂げたのならそのことをほめてあげましょう。
“完璧主義をゆるめる”自分にかける言葉
まずは、いきなり自分の完璧主義を否定せず、
「100%の結果が出るに越したことはないよね。」と
これまでの自分を認めてあげてください。
そして、
「本当は必ず完璧じゃなくてもいいのは頭で分かってても、
いざやめるのは怖いよね。」とも。
何回か繰り返すうちに気持ちがホッとしてきたら、
「最初は気持ち悪いかもしれないけど、そこそこにやっていけるといいよね。」
なんて言ってあげてみましょう。
たくさんかけているうちにだいぶゆるんできますよ。