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考え事が多すぎて疲れてませんか?頭の負担を減らす極意を伝授します

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

なにか心配で気がかりなことがあると、
ずっとそれについて考えることが
やめられなくなってしまうことありませんか?

いざ寝ようとすると考え事が始まってしまって
眠れなくなってしまうという悩みもよくお聴きします。

眠れなくなってしまうのはもちろん、
とにかく頭が疲れてぐったりしてしまいますよね。

どんなに考えたところで
良い答えが出ないことはうすうす分かっていながらも、
なかなかやめられないのが困ったところです。

この記事ではそんな考え事を減らして、
頭の負担を軽くするためのテクニックをお伝えしていきます。

実際のカウンセリングでもお伝えしている内容です。

ぜひ最後までお読みいただけましたら幸いです。

この記事を最後まで読むと
  • 止まらない考え事を軽減できる
  • 考え事を客観視することができるようになる
  • 考え事が止まらなくなる原理が理解できる
目次

どうして考え事が多くなりすぎるの?

考え事の内容って楽しいことではないですよね。

だいたいは、

「あの仕事はどうしていったらいいんだろうか…。」

「今日〇〇さんに言ったあの一言まずかったかな…。」

「これから先の人生やっていけるんだろうか…。」

みたいな不安系のものか、あるいは

「自分は何やってもどうせ次もうまくいかない…。」

「またいつものように嫌われるのか…。」のような

自責・自己嫌悪系が大半じゃないでしょうか。

ここで注目したいのは不安という感情。

不安と止まらない考え事には密接な関係があると考えられます。

もしも、自責・自己嫌悪系のほうがより当てはまるのであれば、
こちらの記事を読みいただくのがおすすめです。

この場合はそもそも、体力的にも疲れていて、
ストレスも相当に溜まっている可能性も高いので、
休むことが最優先かもしれません。

不安と考え事の切っても切れない関係とは

そもそもですが、不安ってなんでしょう?

どうして人間は不安を感じるのでしょう?

ざっくりと言えば、不安とは生命の危機に対して
準備させるための感情です。

たとえば、大地震のニュースを見て

「もしも、自分が住んでいる地域にも
こんなに大きな地震がきたらどうなるだろうか。」

不安を感じるからこそ、非常持出し袋を用意したり、
家族と話し合ったり等の行動に結びつくわけです。

逆に不安を感じずに「ふーん。」と思うくらいだったら
わざわざ備えることもしませんよね。

いわゆる危険対策センサー&アラームみたいなものです。

本来は生物として生存するためには欠かせない感情なのです。

ところが、このセンサーの感度が敏感すぎて、
直接命に関わるわけでもないのに、
やたらとアラームが鳴り続けてしまうような状態に
なってしまったらどうでしょう?

うるさくて他のことができなくなってしまいますよね。

アラームが鳴るたびに安全確保のための
シミュレーションをして疲れちゃいますよね。

夜だったらとてもじゃないけど眠れるような
状態じゃなくなってしまいます。

さすがに困りますよね…。

ただ、だったら考えるのやめればいいじゃんというのも
一理あるのですが、

それが簡単にできればだれも困らんわい!という話です。

無理に止めようとするのもむずかしい

考えるのをやめようとしたり、
楽しいことを考えるように変えようとしたことは、

この記事をお読みいただいている方であれば、
1回はやったことあるんじゃないでしょうか。

どうでしたでしょう?

うまくいきましたでしょうか?

多分ですが、ほとんどうまくいかなかったと思います。

それは決してあなたの精神力が弱いとか、
性格上しょうがないとかでは全くありません。

上記の理屈をふまえると至極当たり前のことなのです。

人間も動物である以上何よりも最優先になるのは
命を守ることです。

理屈ではさすがに命に関わるほどのことではないと分かっていても、
万が一のことがあるかもと感じている以上は、

安全確保のためにああなったらどうしよう、
こうなったらどうしようというシミュレーションを
止めるわけにいかないのです。

ただし、現実的にはただちに命に関わることではないならば、
普段の自分のように冷静に落ち着いて考えれば、

解決策も出るかもしれませんし、
今すぐに答えを出さなくてもよいことに気づくかもしれません。

そこまで辿り着かなかったとしても、
不安に乗っ取られた状態で考え続けるよりも遥かにましです。


そのためには、頭の中を満たしてしまっている
不安な考え事を外に出して、

頭の中で普段の自分が動けるスペースを
作ってあげるのが一つの有効な方法です。

ここからはそのための具体的な方法をお伝えしていきます。

こうした不安は脳の部位の中でも扁桃体と呼ばれる部分が
関わっていると言われています。
また、普段の落ち着いて客観的に考えられるようなときには
前頭前野という人間が特に発達している部分がはたらいているそうです。

多すぎる考え事から脱出する極意その1:書き出す

そもそも頭の中が考え事でいっぱいになっているのですから、
単純にそれを外に出してしまえばいいわけです。

誰かに話して聴いてもらうのはもちろん、
自分ひとりでできる方法としては『書き出す』のが
シンプルかつ、強力な方法です。

人間の脳はマルチタスクが苦手です。
パソコンで言えばメモリの性能があまりよろしくないのですね。

なので外部の装置、つまり紙などにデータを移すことで
負担を減らしてあげるということです。

そうすることで、不安と考え事でいっぱいいっぱいになって
それに乗っ取られている頭の中に余裕を作ってあげられます。

もしかしたら、そんなことくらい知ってるよと
思われるかもしれません。

ですので、ここではさらにそのコツをお伝えしたいと思います。

1.そのまま書き出すだけにする


ただただ浮かんでくる言葉をただそのまま書き出していくのが
1つ目のポイント。

考えていることを書き出していると、
ついついそのことについて考えを深めたくなるかもしれません。

ですが、それをやってしまうと連想ゲームで
芋づる式に不安ごとが出てきてしまい、
余計に考え事が止まらなくなってしまいます。

大事なのは“広く浅く”を心がけること。

自分の頭や心が冷蔵庫だとすれば、
その中にどんな食材があるのかを
ただただリストアップするように書き出せばOK。

それをどうやって料理しようなどと考える必要はありません。

自分の中に何があるのかを
あらためて把握することがまずは最優先です。

2.正直に書く

もう一つのポイントは正直にごまかさず書くことです。

ある意味では「そのまま書き出す」に
含まれることではあるのですが、
大事なことなのでしっかりお伝えしておきます。

頭の中で巡る考えの中には、
とてもじゃないけど他の人には聞かせられないような
ネガティブなものや危なそうなものが出てくることがあります。

そういった考えや気持ちは、つい見て見ぬふりをしたくなったり、
心の奥の方に押し込めておきたくなります。

でも、できることならそのまま素直に
生々しく書き出すほうがベターです。

そんなことを考えてしまう自分もまずは受け容れて
認めてあげてほしいのです。

冷蔵庫の中には腐った食材もあるかもしれないけれど、
それも隠さずにリストの中に書きとめましょうということ。

書き出したものは誰かに見せるようなものではありません。

鍵付きの引き出しにでもしまっておいて、
落ち着いたときにもう一度見返してもいいし、
どうしても嫌だったら今回はシュレッダー行きでもよいです。


腐った食材という例えをしましたが、
今までは腐っていると思いこんでいたけれど、
よくよく調べてみたらそんなことなかった、
ということもよくあります。

現実の行動にしてしまったらまずいことも、
自分の心のの内側で考えるだけ感じるだけなら自由です。

ただし、あまりに苦しくなる場合や
自己否定が余計に強くなりそうだと感じた場合には
無理にやらないようにしてくださいね。

多すぎる考え事から脱出する極意その2:とにかく動く

考え事にハマりこんでいるときのことを思い出してみてください。

だいたい同じ姿勢のまま固まったように
じーっとして考えてませんか?

この状態と不安に関する考え事が止まらないことには
深い関係があります。

そのメカニズムの説明をからめながら
対処法を解説していきたいと思います。

とりあえず歩き回ってみる

どうせ考え事がやめられないなら、
せめてましな状態で考えようというのがざっくりとしたコンセプト。

先ほど、生命の危機に対するアラームが不安だと申し上げましたが、
そのアラームが鳴ると、

無意識に身構えるように力が入って(=緊張して)、
身体が固まってしまうわけです。

卵が先か鶏が先かみたいな話になりますが、
身体の緊張が解除されないまま、
ずっとその場に居続ける限りは脳(の扁桃体)も
危険が去ったとは判断できません。

危険が目の前にある以上はのんびりと
作戦を練っているわけにもいきませんから、

思考についてもとにかくその場を切り抜けるための
短絡的なことしか思い浮かばなくなりがち。

だからとりあえず歩きまわることで、
身体の緊張を解除していくのです。

歩くことでストレスに対抗するためのホルモンが減って、
気分をよくするホルモンが分泌されるなんていうことも
あるそうですよ。

また、場所を変えることで、

脳に「あ、安全なところに移ったかも…。」と
カン違いさせる効果もあるんではないかという
仮説も持っております。

きつい運動もありかも

一方で、筋トレとか階段ダッシュのようなきつい運動は
どうなんだろうというのも気になるところ。

たしかに、きついと感じるような負荷の運動をやっていると、
考え事をしている余裕もなくなるので、
そういう意味では効果といえるかもしれません。

運動自体が気分を高揚させて幸福感を感じさせる
ホルモンの分泌につながり、

それによってさっぱりすっきりすれば、
考え事の方向性も変わりそうですよね。

私もいわゆるHIITトレーニングなんかも
実際やってみたりしますが、
やったあとしばらくはたしかにだいぶ気分が変わりますね。

命の危機への対処モードに入ると、
とにかくそわそわして落ち着かない、
動きたくてたまらない感覚が強くなりますから、

それを充足させるという意味でもありかなとも思います。

ただ、1つ注意なのは激しい運動は目を覚ましてしまうので、
寝る前にはあまり向かないということ。

ところが、夜のほうが不安な考え事は出てきやすいんですよね…。

だいたいの生物にとって暗い夜は
危険度が上がるからかと思います。

また、動く体力・気力が出ないときには無理にやらないように、
というかやれないのもちょっとむずかしいところかなとも思います。

多すぎる考え事から脱出する極意その3:考えられなくする

つい考えすぎてしまうという悩みに対して、
一般的にはいわゆる瞑想、マインドフルネスなどを
推奨する方も多いようですね。

要は呼吸などに意識を集中することによって
頭の中の考え事をできなくしようというものですが、
私からすると難易度が高すぎると感じます。

特に不安が強いときには。

カウンセリングの中ではそうした不安や
その他感情に圧倒されてしまっていても
マインドフルな状態を保って、

リラックス状態にシフトできるような
ワーク等もお伝えしています。

無料コンテンツの中ではちょっとお伝えできないですが、
(カウンセリングをご利用いただいた方に申し訳ないので…。
意地悪でごめんなさい。)

お伝えできる範囲で、考え事自体を減らしていく方法を
お伝えしようかと思います。

どちらかというと、考え事の真っ只中にいるときよりも
普段から意識していくといいことかなという内容です。

ゆっくり丁寧に動く

どんなことでもいいです。

生活の中で無意識になんとなくやっていることを、
意識的にゆっくり丁寧にやる時間を作っていくのはおすすめです。

たとえば、テレビのチャンネルを替えるという行動を行うとき。

普通いつもの場所からリモコンを取って
ボタンを押すという動きを何も考えずに行うと思います。

これをゆっくりと丁寧に、身体のどこが動いているのかを
気にしながらやってみましょう。

例えばリモコンに手を伸ばして取る動作ひとつとっても
腰が浮いて体幹が少しひねられて
肩に少し力が入って肘が伸びて…と
いろんなところに力が入って動きます。

それをゆっくりやりながら、
身体に注意を向けようとがんばろうとすると、
考え事をする余裕も無くなると思います。

最初はすぐに意識が他に向いてしまうかと思いますが、
少しずつ長くできるようにしていきましょう。

これもひとつのマインドフルネスですが、
わざとゆっくりと動くことで命の危機と脳が判断することによる
ソワソワ感から脱却していくことも目的ですね。

これをやったからといって
すぐに考え事がなくなっていくわけではありませんが、

心の筋トレとしてちょっとずつ積み重ねていかれるとよいですね。

注意としては安全なところでやること。
車の運転中などは絶対ダメですよ!

言葉で思考を埋め尽くす

意外と気づかないところですが、
実は人間の思考は多少の個人差はあれ、
大半が言葉を使って行われています。

たとえば、なんでもいいです。

手近にある新聞や本なんかの文章を読み上げながら、
内容はなんでもいいので考え事をしてみてください。

どうでしょう?

まともにできますか?

できる方は逆に特殊能力です。

たいていの人はできないか相当やりづらいはず。

私ももちろんできません。

それを逆手に取って、不安な考え事が止まらなくなったら、
なにかの言葉をひたすらぶつぶつ口にすることで
考え事を塗りつぶしていくという方法もあります。

どちらかというと自己否定や自責系の考え事が
多い人におすすめしていますね。

これも例に漏れずカウンセリングで
お伝えしている言葉もありますが、

とりあえず考え事をできなくするという意味では
なんでも良いかと思います。

ただ、せっかくなら自分に対して
いたわる言葉や優しい言葉のほうがいいですね。

好きな歌の歌詞や好きな小説の一節なんかを
ひたすらお経のように唱えるだけでも良いと思います。

逆に自分へのプレッシャーになりそうな
言葉や文章は避けたほうが無難でしょうね。

実情の自分にそぐわないようなもの、
たとえば大げさな例ですが
「私は天才だ!なんでもできる!」みたいなのも、
少なくとも私はおすすめしません。

唱えてみて気分が高揚するのではなく、
ホッとするかどうかで判断されるのが良いのではないでしょうか。

多すぎる考え事から脱出する極意(おまけ):自分の意思で考える

このセクションはおまけ・補足なので
とりあえず飛ばしてもらってもかまいません。

と言いつつも実は意外と大事なことなので、
余裕があればお読みいただくのを推奨します。

「つい考えてしまう」と「わざと考える」は似て非なるもの

この記事を読んでいるあなたは止まらない考え事に、
困っていらっしゃるわけですよね。

そこで自分に問いかけてみてほしいのです。

「その考え事ってやろうとしてやってますか?」

多分、違うと思います。
勝手に出てきて自動的にぐるぐるし始めるのだと思います。

ここまでにお伝えしてきたとおり、生きるか死ぬかの状況を
切り抜けなければという動物的本能の誤作動が不安な気持ちを強くし、
最悪な事態のシミュレーションを行わせるのでしたね。

ということは、所詮そこで出てくる答えは動物レベルということ。

人間らしい高度な思考能力は使われていないのです。

ということは、本能に踊らされて受け身的
「つい考えてしまう」のではなく、

自分の意思で能動的「わざと(あえて)考える」とすると、
同じトピックに対して考えたり悩んだりするにしても
出てくる答えは全く別物になる可能性が高いということです。

極意1~3でお伝えしたことを実践してみて、
ちょっと楽になって、気持ちや時間などの余裕ができたら、
あえて自分の意思で“わざと”考えてみるのもあり。

私もちょくちょくやりますが、たとえ答えが出なかったとしても、
「もういいや!」と吹っ切れたりもします。

「今から1時間は考える時間だ!」と決めて、
場所も変えるなどするとよりよいかと思います。

よかったらこちらもお試しくださいませ。

まとめ:止まらない考え事から脱出する

以上、考え事が多すぎて止まらなくなって疲れてしまうときの
背景にあることと対処法をいくつかご紹介しました。

やりやすくて効果の出やすさで並べると1>2>3と
なるかなと思いますが、

自分にとってやりやすそうだなと思うことから試してみて、
合ったものを続けられるのをおすすめします。

  • 止まらない考え事と不安という感情には深い関係がある
  • 不安は危機に対するシミュレーション
  • 考え事は一旦外に出すことが大事
  • 考えている状態を変えることもあり

最後までお読みいただきありがとうございます。

いろいろなテクニックをご紹介しましたが、
やはり誰かに話して聴いてもらうのが特に効果が高いと思います。

ただ、親しい間柄でも(あるいはだからこそ)
話せないこともあるでしょうし、

どこかで話したことが漏れてしまうこともあるかもしれません。

相手によってはせっかく思い切って話したのに、
否定されたり聞きたくないアドバイスをされたりして
微妙な感じになることもご経験があるのではないでしょうか。

ただ話を聴くというだけのことでも、
訓練を受けていない人にはむずかしいものです。

決して今すぐ当方のカウンセリングを
利用してくださいというわけではありません。

そのうち気が向いたときにご検討いただければ
ありがたいなというくらいです。

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