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会社の同僚とうまくいかない。いじめや嫌がらせをされてつらい時には

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

仕事上どうしても関わらざるを得ない人から日々強く当たられたりして、
うまくいかないと毎日本当にどんよりとしますよね。

朝起きてまた会社に行くとまたあの人がいるのかと思うと、出社するだけでも大変。

それに、どんどん心にダメージが蓄積していって限界が来てしまうと、
本当に仕事もできないくらい深刻な状態になってしまってもおかしくありません。

真剣に危ないと思った時は、自分の心と体を守ることが一番大事なことなので、すぐに休んでください。

それでももし、もう少しなんとか今の自分のなりに、
できるだけのことはやってみたいと思うようでしたら、
ここからそのためにお役に立てることをお話していきますので、
最後までお付き合いいただければ幸いです。

目次

会社には高圧的な人ってけっこういます。

ご相談いただいたようなタイプのやたらと人に高圧的で攻撃的な人って、
どこにでもとまでは言いませんが、色々な人の話を聞くとけっこういるようです。

私が昔いた会社にもいましたね。

幸いにも直接下についたことはなかったので、まだ助かりましたが、
ヘルプなどでその人と働かないといけなかったりするときはものすごく緊張しました。

自分が機嫌の悪さを隠すこともしないので、八つ当たりのような形で
とばっちりを受けることもあって怖かったですし、非常に嫌な思いをしました。

ご相談者さんのようにそれが毎日続くなんてとんでもないストレスだなあとぞっとします。

ただこういう人って、個人として仕事の結果はそこそこ出すんですよね。

だから、上の人も問題児としては認識していてもなかなか扱いに困っているというのはよくあると思います。

本人も自分が変わる気がないのでなんともならないのがまた悩ましいところ。
(パーソナリティ障害系の方も多いです。)

あからさまな業務の邪魔になることや、明確な人格攻撃を直接してくるということであれば、
訴えようもあるのですが、態度がきついとか言い方がいやらしいというような
微妙なラインだからこそ困るということも現実問題ありますよね。

ご相談者さんも、同じようなことで悩まれて今この記事をお読みになっているあなたも、
きっとすごく優しい方なんだと思います。

言い返して真っ向からケンカができるようなら気分的には楽かもしれませんし、
それが必要なこともないとは言いませんが、
社会人の世界でそれをするということはリスクも高すぎますね。

ただ、カン違いしないで欲しいのは、
決してあなたが優しいことが悪いわけではないということ。

ここからはあなたのその優しさや元々の能力をつぶすことなく、
状況を改善できないかを考えていきます。

わりとマシだった時のことをピックアップしてみよう

ご相談のやり取りを振り返ると、当たりがきつくなってきたのは
今の部署に異動されてから半年経った頃ということ。

そこで、まずは今の現状とまだマシだった頃では
何が違ったのかを考えてみましょう。

できるだけ、たくさん出せるといいです。

自分は何ができていたのか。

そして、今の自分でもそれをすることはできるか?

全く同じことができないとしたら、何割ぐらいなら再現できるか。

すごく些細なことで大丈夫です。

おそらく当時と比べて、余裕がない状態だと思いますから、
たとえば、笑顔で接するということが出来なくなっていたりすることはよくあります。

もしそうだったら、当時と同じような感情のそれなりに伴った笑顔はできなくても、
ちょっと口角を上げることだけ意識する、というようなことは、
今でも何とかできるかもといった感じですね。

他にはどんなことがあるでしょう?

もしも自分に協力してくれる同僚の方がいらっしゃるようでしたら、
聞いてみてもいいかもしれません。

そして、そのまだマシだった頃に違っていたのは、
あなただけではなく相手もそうです。

その人にとっては一体何が違っていたのでしょう?

それは、分かったところで解決することができるわけではないけれども、
実は苦手な相手を理解するということが、自分にとっての楽さにもつながってくるからです。

理解するというのは別にその人に対してポジティブな気持ちを持ついうことではありません。

ただ客観的に知って分かるということです。
次はそのためのコツをお伝えします。

相手を知って理解してみる

相手のことを恐れないようにするとか、嫌わないようにするとかっていうのは、
ふつう簡単にできることではありません。

じゃあ打つ手がないのかと言うとそんなことはありません。

よりハードルが低くてしかも効果が高いのは相手を理解するということです。

たとえばこんな事ってありませんか?

テレビなどでものすごい悪さをしてきた不良が登場してきたとします。

あなたは、とんでもない奴だ、絶対に許せない、なんて思います。

ところが、その後その不良は子どもの頃から壮絶な虐待にあっていて、
学校の先生からも友達からも理解されずに一人で生きてきたことが分かります。

・・・

どうでしょうか?

これを知ったあなたはこの不良に対する嫌な感情が大きく下がるのではないでしょうか?

これを実生活にも活かすことってできるんですね。

相手のことを理解するといっても、別にそれが正確な真実である必要はないです。

例のあなたがその部署に配属されて最初の半年のマシだった期間、
その人がどんな状況に置かれていて、今とどう変わったのかくらいは
分かる範囲で調べてもいいかもしれません。

それが出来るに越したことはありませんが、どんな気持ちでどんな感情を感じているのかを
知ってみることの方がより効果的です。

そんなこと言っても、相手が何を感じているかなんてわかりようもないとか、
それには表情を読んだりとか高度な技術がいるんじゃないかって思われるかもしれませんね。

でも大丈夫です。

もっと手軽に相手の感じてることをよりリアルに感じられる方法があります。

それは、相手の動きや姿勢をマネしてみるということです。

その人が自分にきつい態度を取ってくる時、

どんな座り方をしているでしょうか?

どんな体重のかけ方をしているでしょうか?

どんな身振りを取ってるでしょうか?

どんな表情をしているでしょうか?

どんなリズムで呼吸しているでしょうか?

そういったものを出来る限りリアルに真剣にマネしてみるのです。

それをした時に自分の中に感じるものはその本人が感じているものと、
かなり近いと思っているもらってOKです。

感情は英語だと『Emotion』ですよね。

そして動きは『Motion』です。

Emotionから頭のEを取ったらMotionですよね。

つまり何が言いたいかと言うと、『感情』は『動き』から作られるのです。

身体と心の関係というのは連動しています。

これはどちらが先というものではなく、感情によって動きが作られることもあるし、
動きによって感情が作られることもあります。

だからそれを利用して、誰かの動きをトレースすることで、
相手が心の中で感じていることを同じように感じてみるんですね。

もしも可能なら、その人が帰った後、その人の席に座ってみて、
見える風景や聞こえる音、体に感じる椅子などの感覚を感じながらすると、
よりデータが揃うので正確さは増します。

ぜひ試してみてくださいね。

そもそも高圧的な人への怖さが根強くあるなら

カウンセリングを受けに来られるクライアントさんの中でも、
同じように身近な高圧的、攻撃的な人への対処がテーマになることはよくあります。

先に、とにかく怖いという感覚を和らげていくほうが、
結果的に楽になるのがが早いということはよくあります。

これに関しては、相手を怖いと感じたことを自分からイメージすることで、
耐えられるようにしていくアプローチをしていくことが多いですが、
ただイメージしたり思い出していては逆効果になります。

これに関しては心の安全性を確保して(今にい続ける、マインドフルの状態をつくる)
適切なサポートをしながらやる必要があります
ので、
一人でやることはおすすめできません。

ですから、その方法も先にご紹介しませんでした。

私のカウンセリングでは、身体を使うことで、心の器を強くし、
自然治癒力を高める方法を併用して行なっております。

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