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素直になりたい。物事に何でも否定的になってしまうのをやめたい。

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

こんなふうに悩むことはありませんか?

だれかと会話をしていて「○○らしいよ」とか
「△△なんだよ」とかって言われると反射的に

「いや、でも…」という言葉が頭をよぎる。

口には出さないように気をつけてはいるけれど、
ときどき思わず出てしまう。

こんな時には会話している相手と微妙な空気になってしまって
いたたまれなくなってしまう。

あるいは、人からアドバイスなどを受けても
どれも疑問に感じてしまい受けいれることができないし、

友だちがうまくいっても単純に喜ぶことができない。

有名な人の名言・格言の類や、
親や先生、上司から叱られることも全然響かない。

知識を得れば得るほどさらに素直じゃなくなって行く気がする…

好きなものや人もいつもどこかで否定していて、
なんかこんな生き方ってつまらないなぁと思うんだけど

どうしたらいいかが分からない…(´・ω・`)

・・・

世の中では「素直であれ」って言われることってけっこう多くないですか?

人が成長するには「素直さ」が大事ともさかんに言われます。

その一方で、『素直でいること』って『疑っている自分』を否定して、
自分の思いや感情を殺すことのような、
自分自身に正直でないような感じがして気持ち悪いという側面もありますよね。

それに、なんでも相手の言うことを

「はいはい、その通りですね」って聴いていたら

詐欺にでもひっかかってしまいそうで逆に心配な感じもすると思います。

先に言ってしまうと、『素直であること』と『疑うこと』は
両立できることです。

今回はそれに加えて、『素直』と『疑う』の間にあるストレスについても
お話をしてきます。最後までお付き合いいただければ幸いです。

目次

多くの人がカン違いしていること

実は多くの人がカン違いしていることがあります。

それは「素直であること」と「疑うこと」は
両立しない対極のものだと思っていることです。

だから、前節に書いたようなお悩みが絶えないわけですね。

結論からいうと全然そんなことはありません!

この2つは矢印を向ける対象を間違えなければ、
同じ矢印の上の端と端にあるものでなく、

それぞれ別の矢印として扱うことができます。

要は両立させることができるんです。

ではそのためにできることをひとつずつご説明していきましょう。

1、相手の意見・話の内容と人格を区別する

そもそも相手の意見や話の内容と相手の人格そのものはまったく別です。

たとえば、相手が話す「○○らしいよ」という意見に対して

「いや、でもその話って…」

って思うことと、

「お前頭おかしいのか…」

って思うことはまったく別のことです。

前者はその意見そのものに疑問を抱いていますが、

後者はその人そのものに疑問、というか否定をしています。

まずは自分が疑問を抱いたときに、

「その話や意見の内容に疑問があるのか?」

「相手の存在を否定・拒絶したいのか?」

どちらなのかを考えてみましょう。

2、伝えるかどうかは注意

ほとんどの場合、悩みが出てくるのは、
相手そのものが嫌いなわけではないけれど、
話や意見に疑問を抱いてしまうパターンだと思います。

これって別に相手の人格そのものを否定的に考えているわけではないので、
特に自分を責める必要もなくいたって健全ということがお分かりいただけると思います。

ただし、ここからは注意ですが

人格と意見は別だからといって、相手にストレートに
自分の抱いた疑問を伝えてしまうと、
たいていの人は自分の人格と意見は別ということを意識していないですし

たとえ分かっていても瞬間的感情的に自分の人格そのものを
否定された感覚に襲われます。

これをやってしまうと最悪、人間関係を壊してしまうので注意しましょう。

3、なぜストレスになるのかを考える

もちろん理想を言えば、お互いに違う意見を持っていて、
それを遠慮なく伝えても揺らぐことのない関係性を作れることですが

そこまでの関係をどこのだれとでも作れるようになるのは
そう簡単ではありません。

現実的に考えれば自身の主張を抑えたほうがいい場面は当然あります。

(もちろん主張いたほうがいい場面もあります。)

とはいえ、言いたいことが言えないってやっぱりストレス…

と思うことが強くあるのなら

「そんなのストレスなの当たり前じゃん!」で済ませずに、
ちょっと考えてみましょう。

言いたいことが言えないことで傷つくのはどんな自分?

具体的にはどのようにイヤな気分を味わうんでしょう?

「自分が下になったようで負けた気がする」のが
どうにも許せないのかもしれませんし

小さいときに親から
「カンタンになんでも信用するな」とかって言われ続けてきて、
強い思いこみが出来上がっているのかもしれません。

とはいえ、どんな理由でストレスなのかを
はっきりさせるだけでもけっこう楽になりますよ。

言えないストレスへのシンプルな対処法

ストレスって必ずしもゼロにしなければいけないものでもないですが、
ため込めば当然心身に悪影響を与えます。

ただただガマンを続けるのはしんどいので
2つの視点のシンプルな対処をご紹介します。

その1:相手を理解する

1つ目は『相手を理解すること』

というよりかはよりよく知ろうとすることと言ったほうが
しっくりくるかもしれません。

特にポジティブな意味で理解するということを意識しなくていいです。

単純に情報を多く集めるというニュアンス。

「なんでこの人はこういうことを言うのだろう?」

「なんでこういう考え方をするのだろう」

というのを考えてみることです。

話している最中はそんな余裕がないかもしれないですが、
話し終わったあとに想像してみてもいいです。

その時の雰囲気によって可能そうであれば、
直接聞いてみるというのも一つの手です。

「なるほど、それでそういうふうに考えているんですね。」と
それをいったん受け止めることで

「私としては□□という理由でこういうふうに考えているんですが」

といったように、自然に自分の意見も言いやすくなる可能性も高くなります。

その2:自分をねぎらう

一方で、ついつい「疑ってしまう自分」を否定する必要は一切ないですし、
むしろ疑問をもつこと自体はとてつもなく大事なことなので

「疑ってしまう自分」は積極的に大事にしましょう。

もしも自分の疑いから始まる意見や思いを言えなくてストレスを感じた後には

「そりゃ自分の意見はちゃんと言いたいよね。」

「自分の頭で考えられることって素晴らしい能力だよね。」

というような声がけを自分にしてあげましょう。

素直にならなければと「疑ってしまう自分」を否定して拒絶してしまうと、
心の中でもコントロール不能な領域にその自分を押し込めてしまいます。

そうなってしまうと完全に逆効果。

どんな自分でもいらない自分はありません。
その自分を
使いこなせるかどうかだけです。

素直な自分も疑う自分もぜひ大事にしてあげてください。

素直さが大事と言われる理由

それではなぜ素直なことが大事と言われるのでしょうか?

それは一つには、ここまでで述べたように、
相手の意見や考えを否定するような形になると、

相手の怒りをまねき人間関係によくない影響を与えるからでしょう。

議論になれていない日本人には特に顕著ではないかと思われます。

これは裏を返せば,相手のアドバイスなどを受けいれることで
その人との関係性に良い影響を与えられるとも言えます。

そしてもう一つは素直さが行動につながるからでしょう。

たとえば、アドバイスを受けたときにそれを受けいれられれば、
少なくとも一回はトライ&エラーができるわけです。

そのアドバイスが正しいか的を得ているかは、
やってみないと分からないことも現実の世界では多々あります。

どんなにネットや本で調べても、答えが分からないことがたくさんあります。

そんなときにだれかのアドバイスが、自分でやったことのないことならば
少なくとも試してみる価値は高いと思います。

(現実的かどうかとかやるべきことの優先順位を考慮することも必要ですが)

アドバイスはたいていの場合その人がうまくできた経験であることが多いので、
自分にとってうまくいくかは分かりませんが、

失敗したとしてもそれは今後の一つのヒントにはなります。

いわゆるうまくいっている人たちは、

ほとんどの場合こういったトライ&エラーがかなり多いです。

一度受けいれることで人間関係を良好に保ち、
トライ&エラー(試行錯誤)をたくさん実施する。

これが素直さが大事と言われる理由ではないかと思います。

もちろん疑うことも大事

素直さによってどんなことが得られるのかは、ご理解いただけたかと思いますが

もう一方で疑問をもつこと、疑うことも同じくらい大事だよということが、

今回の記事では伝えきれなかったように思います。

単純に考えて、なんでもかんでも人の言うことを受けいれていたら、
そのうち取返しがつかないようなだまされかたをするんじゃないか
という思いはあながちはずれていません。

次回の記事では疑うことの重要さについてお話していきますので
今回の記事と合わせてお読みいただければ幸いです。

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