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恋人や友達、家族への依存体質をやめたい。心理的仕組みと克服法は?

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

彼氏や彼女、いわゆる恋人だったり、
場合によっては友だちや家族だったり。

一緒にいるときはとても落ち着くし、
一緒にいれるだけで幸せな気持ちになる(*´ω`*)

ところが!

自分が会いたいと思ったときに会えなかったり、

LINEとか電話とかで連絡してもなかなか返事が返ってこないと、
不安で不安でいてもたってもいられなくなってしまう…

相手にも忙しくて余裕がないとかの都合があることは、
頭では分かっているし、会えば愛情も感じるんだけど

寂しさが消えないんです…!

まだ、相手も会いたくて仕方ないという素ぶりを見せてくれれば
まだましなんだけど…。

もしももしも・・・
彼(彼女)が他の自立した女性(男性)と
幸せになってしまったらどうしよう!?

もうどれだけ泣いてもおさまらない気がする…。゚(゚´Д`゚)゚。

こんなのは悲しいし悔しいし変わりたい!

とこんなご相談をいただきました。

これくらいの段階ならお相手がご本人を好きでいてくれていそうなので、
努力していけばぜんぜん余裕で幸せな関係をつくっていけると思います。

しかし、相手がギャンブル好きとかで将来性がなく、
しかも自分のことを大して好きでなく遊び相手程度だと
思っているような状態だとさらにかなり大変です。

とはいえ、そのままの自分でいるとまずい未来が待っているのは明らか。

この相手との関係どうするかはおいておいても、
自分自身を成長させて自立していけるにこしたことはないでしょう

だれにでも大切な人に拒絶される恐怖や不安は
大なり小なりあるのが自然ですが

他にやるべき行動などができなくなってしまうようなら、
いわゆる「依存」と呼ばれるような状態かもしれません。

私も過去、振られるたびにうつになっていたくらい、
依存心の強い人間でした。

あの胸のザワザワが何をしてもおさまらず
部屋をうろうろするしかなかったあの経験は
本当にキツかったですね。

この相手への依存を乗り越えるためには1人でいることに対する
『意味づけ』を変えていく必要があります。

意味付けを変えるために役立つ4つの克服法について

  1. 恐怖の正体を見破る
  2. 大人としての自分の力を知って強化する
  3. 大人の自分として自分を思いやる
  4. 関心を自分から他人にシフトさせる

だれかに依存してしまう心の仕組みと一緒にお話します。

目次

ひとりぼっちが寂しい、怖い

大切だと思っている相手と離れてしまう感覚。

これのせいで、もはや言葉にすらならないような

「寂しさ」とか

「怖さ」とかが

わき上がってきてどうしようもない気分になってしまう。

このことに関してまずざっくりと言ってしまえば、
その離れてしまった状態を受けいれられない何かがあるわけなんですよね。

それってほとんどの場合すごくシンプルに

「ひとりにされること」です

そもそも、人間も群れで生活する動物ですから、
本能的にそれが不安を生むこともあるでしょうし、

子どものころの強烈な記憶ー
たとえば、眠りからふと目覚めたらお母さんがどこかに行ってしまって、
泣いてもなかなか来てくれなかったとか

人ごみで迷子になって、もう二度と家族と会えないのではという
とてつもない恐怖を感じたとか。

もしかすると、親に日常的に相手にしてもらえないことが多かったり、
愛情深い言葉やふれあいをなかなかもらえなかったのかもしれません。

具体的な原因は人それぞれで無数にあるでしょうが、
ほとんどの場合で引き離されることやひとりにされることへの
不安や怖さがベースにあって

言い換えるならその孤独な状態を受けいれることができないのですね。

孤独による心の不安定さを安定させている

ではこの『ひとりにされること』への不安や恐怖を感じているとき、
心の中ではどんなことが起こっているのでしょう?

(ここはむずかしかったら一旦飛ばしてもOKですよ。)

まずはこの図をご覧くださいませ

左側の大きい青い○現状の私(自分)

右上側の小さい赤い○

「ひとりになるという状態(のイメージ)」

これを現状の普段の自分が
「別にだいじょうぶだし。」と受けいれてしまえば、

この2つの○は合体して(統合して)
右下の黒い大きい○になるんですね。

こうなるとちょっとくらいひとりになっても
びくともしないわけですが、ことはそう簡単にはいかないのです。

なぜかというと、右上側の赤い○を受けいれるには、
左側の青い○の横にある波線の山を越えないといけないからです。

この山、自分が受けいれづらい出来事や人が近づいてきたり、
そのイメージがちょっとずつはっきりしながら浮かんでくると、
左側の青い○(現状の自分)は少しだけ登り始めます。

ちょっと専門的な言い方だとエネルギー状態が高くなって不安定になっていく状態です。

この山を登っている途中の状態はとてもイヤな感覚がわき続けます。

それが=恐怖感や不安感と言われるものなわけですね。

だいたいの人ははその状態に耐えられません。

その不安定な状態のときに彼氏(彼女)と会えたり
LINEや電話なりがくると右から来ていた

「ひとりになっている状態(のイメージ)」は

「彼氏(彼女)に相手してもらえた!
一人じゃない、よかったー」と

自分にとって大きいエネルギーの山を越えなくてもすむ
(受け入れやすい)ほうのイメージをくっつけて安定させます。

そして、山を途中まで登ってイヤな気分を味わっていた
左側の青い○(現状の自分)は、
いったんイヤな気分を
味わわなくて
済むようになります。

ちなみになにか新しいイメージを受け入れてくっつけて、
山を越えてカタマリを大きくするときには
ホッとするとか、スッキリするとかのいい気分を味わいます。

ただし、「一人でいる状態」のイメージはまた受け入れられず、
状態は変わらないまま。

これを延々と繰り返すことがいわゆる「依存」と言われる状態です。

依存を克服するためにできること

ここまでがいわゆる「依存」に関する心のからくりの説明です。

ここからは、前節の図の右側の小さい青い○を取りいれて
くっつけるために取り組めることをお話しします。

1,恐怖の正体を見破る

人間って何が一番怖いって、なんだかよく分からない
得体のしれないものじゃないですか。

だから、漠然とした孤独感に対する怖さに
しっかりとスポットライトを当てて
正体を見極めてあげるんです。

どんな怖さや不安があるのか?

特に自分が子どもだったらどうなのか?

という視点で具体的にたくさん上げていってみましょう。

たとえば、

  • ごはんが食べられなくなって飢え死にしてしまう。
  • 悪い人から守ってもらえなくなってしまう
  • どう生きていったらいいか学べなくて路頭に迷う

みたいな感じです。

漠然と感じているもやっとした怖さや不安に、
光をあてて正体を見極めてやりましょう。

2,大人としての自分の力を知って強化する

ひとりで生きる力のない小さい子どもにとっては、
ひとりになる=死。

となってもおかしくありません。

しかし、今ひとりになることが怖くて悩んでいるあなたはすでに大人。

ということで子どもの視点でのひとりにされる恐怖や不安を
いろいろ出してみたら、今度は大人の視点でそれにつっこんでみましょう。

上の例に対してなら

  • 「今の私、もう仕事して稼いでごはん食べれるし」
  • 「今の私、安全な道とか選んで帰れるし」
  • 「防犯用品買えるし」
  • 「今の私、普通に生きる程度の方法くらい知ってるし」

こんな感じで、実はもう自分で解決できることがほとんどってことに
気づいていきましょう。

ここまでやってもしも余裕があれば、
大人ならではのひとりの楽しみをちょっと体験してみてはいかがでしょうか?

「ちょっとひとりで行くのは抵抗あるなあ…」というところに行ってみるのです。

(ちょっと前に流行ったぼっち検定をご参考にどうぞ(笑)
私見ですが、健全な状態なら二段くらいまでは抵抗なくいけると思います。)

もし行くことができたら、二人では味わえなかった
ひとり体験ならではの楽しみなど、
どんなことがあったか分析しておいてくださいね。

「自分のペースでじっくりラーメンを味わえたので満足感があった」とか
その程度のことでOKです!

ここまでは「ひとりになるという状態」に対する
“意味づけ”を変えることが目的です。

3,大人の自分として自分を思いやる

小さい頃にさみしい気持ちを感じていたのに、

愛情ある言葉をかけてもらえなかった…

やさしくなでたり抱きしめたりしてもらえなかった…

そんなあなたの中の小さな自分に足りなかった、
優しさの栄養を補給してあげましょう。

どんな言葉をかけてあげますか?

「あなたはすごく大事な存在だよ。」

「あなたのことが大好きだよ。」

そんなような言葉などはどうでしょう。
つぶやいてみてどんなふうに感じますか?

目の前にに泣いている小さなあなたがいたら、
どんな言葉をかけてあげるかを考えるといいですね。

言葉と一緒にスキンシップもとってあげるとより◎。

腕をクロスさせて胸のあたりに両手を当てた状態から、
ポンポンと優しく叩いてみましょう。

ホッと安らいだ気持ちになれますよ。

こういう言葉を他人に言ってもらわなくても、
自分で満たしていけるようになることは超重要なんですね。

言葉の栄養補給はとにかく量が大事な面もあります。
普段からことあるごとに、頭の中でつぶやくといいです。

また、こちらの無料音声もご活用されると効果UPです。

4,関心を自分から他人にシフトさせる

ラストにですが、恐怖感や不安感に頻繁に襲われている状態は
自分に矢印が向きがちになっています。

それは、

「彼氏(彼女)が自分に向いていてくれなきゃいけない」

というような気持ちが根っこのところにあるということです。

カンタンに言えば受け身の姿勢。

これを反転させて

○彼氏(彼女)が楽しめることを考えよう!

○彼氏(彼女)が喜ぶことをしてあげよう!

というようにするんです。

これは彼氏や彼女などの依存している相手でなくても、
それ以外の友達や同僚、知り合いとかでもいいです。

これをすることで、だれかの役に立っている感覚が増えて、
自信がどんどんついてきて、現状の普段の自分の芯が強くなっていきます。

ひとりになることを受けいれられる器を大きくしていくのです。

ただし!ここで一つ注意です。

これが「してあげなくちゃ」になるとただの自己犠牲になって、
またややこしい問題になってきますので

「してあげよう」と考えつつも、
そこに恐怖感や不安感の影がないかは注意しておきましょう。

依存しない関係はもっと楽しい

依存って麻薬やゲームでも起こることから分かるように、
ある種の心地よさがともないます。

なのでその状態をどうしても続けてしまいがちになります。

ひとりで楽しくなったら、相手がいらなくなってしまうのでは?
という別の不安感がわいてくるかもしれません。

しかしながら、ひとりの状態でも楽しめる人は、
依存して心をなんとか安定させている人より
楽しめる領域が圧倒的に多いです。

受けいれられるものごとや人が多いからです。

そういう人同士が一緒にいられれば、
お互いがお互いの受け入れた情報を、
さらに拒否せずに受け入れられるので、
その充実感たるや半端ではないです!

恋愛は感情増幅装置と言われるゆえんです。

だからこそ、世の中の成功者の人たちは
パートナーシップをとても大事にするのです。

別に一人でも楽しいことがたくさんあるけれど、
二人だともっともっと比べ物にならないくらい
楽しいとか幸せとかを感じられるから二人でいることを選ぶんです。

もしもこの記事が、あなたの幸せに少しでも関われたのならうれしいです。

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