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他人の視線が怖い。その原因と対策、改善のための3つのポイントを解説!

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

一歩外に出ると他人から見られていて視線が気になる。

前を向いて歩くことも大変で、
すれ違った人たちが振り返ったり話しをしていたりすると

「自分のことを気にしてるんじゃゃないか…」

「自分の服装や見た目や挙動がおかしいのかな…」

と心配になってしまう。

そんなお悩みは意外とたくさん寄せられます。

外に出るたびにこんな怖さを感じているとストレスもたまりますし、
だんだん自分のことも嫌いになっていったりすることも。

自由に気軽に外を歩けないのは本当につらいですよね。

理解してくれる人が身近にいなかったりすると余計にだと思います。

でもだいじょうぶ。

視線に対する怖さは身体の感覚・怒りの感情・自分へのいたわりという
3つのポイントを押さえた取り組みで改善していくことができます。

視線が怖くなってしまったわけを解説しながら、
くわしくお話していきますね。

目次

どうして視線が怖いのだろう?

もちろん細かい理由や原因をあげればいくらでもあるでしょうが、
代表的にはこんなことが考えられます。

きっかけとなる出来事があった

実際に自分の後ろとかにいた人たちが、
自分の悪口やうわさをひそひそ話していたのを
聞いてしまったということなどがあって以来、

笑われてるんじゃないかとか

バカにされてるんじゃないかといった

自分の価値が下がるような体験から他人の視線が気になるようになってしまった
という方はとても多いです。

聞こえるような位置で人のことをひそひそ話すとか、
本当に失礼無礼極まりないですよね(# ゚Д゚)

話してる本人たちからしたら記憶にも残らない大したことではないのかもしれんけど、
やられたほうからしたら下手すると何十年も人生に影響を与えるのだから大迷惑だわ!
と私も心底思います。

自己評価が低い、劣等感がある

ただ、上のような悪口とかひそひそ話しとかを言われても、
うらやましいことに

「ふーん、つまらんことでよく盛り上がれるなあ」とか

意にも介さない猛者もいたりします。(正直レアキャラですが)

そういう方は大して接点もないような人の陰口程度ではぐらつかない、
自分の軸のようなものがあるんですね。

ところが自己評価が低かったり劣等感があったりすると、
その部分をピンポイントで突かれるたとき、
自分も無意識的に「そのとおり」と同意してしまいます。

そうするともともと自分の心の中で嫌って拒絶していた
自分の中の認めたくない部分はより拒絶が強化されてしまいます。

人と違うことが怖い

これは同調圧力の強い文化の中で生きる日本人にはありがちですね。

特に親や家族から人と同じことができるかどうかや、
同じレベル・水準であることを求められ続けてきた人は、
これが低い自己評価や劣等感のもとになることもよくあります。

そうして外に出て他人がいる環境にいると、
人と自分を比較して確認しないではいられなくなってしまうことも。

また、それの裏返しも同時に起こりやすいです。

こちらの視線で不快感を与えてるのでは…?

逆にこちらの視線で不快感を与えたり迷惑をかけていたりするんじゃないか…

そんな不安も同時に持っている人は多いです。

「自分がそうだから相手もきっとそうなんだ…いやそうに違いない…(T_T)」と
不安も2倍になってしまっているというすっごくきつい状態。

その状態(自己視線恐怖)への対処法もググったりするといろいろあったりもしますが、
基本的には人からの視線に対する恐怖(他者視線恐怖)があるのなら
そちらに絞ってアプローチすればまずはOKです。

カンタンに言えば自分が平気なら他人も平気だろうになるからですね。

怖さを感じたその時の対処法3つ

よく言われるのは人から見られているかもと怖くなった時は
実際に周りを見て本当に見られているか確認せよという方法。

いやいやいや!

もし実際見られてたらダメージ倍増じゃないですか。

もしも見られていても、人はわざわざ嫌いなものは見ないからダイジョブヨーとか言われても、
その理屈で気持ちまで納得できたらそもそも視線恐怖になんかなりませんよね。

そこで大事なのはもしも見られていても、
なんなら自分のことを話されていてもだいじょうぶという感覚を養っていくことです。

ではここから、具体的な3つの方法をお話していきますね。

1,自分自身が今感じる身体の感覚に意識を向ける

恐怖の感覚は起こったできごとが過去の恐怖感にリンクして
引っ張り出してくることで強く襲ってきます。

だから今の感覚に意識を引き戻すことが大事です。

こういうときによくやるのが深呼吸ですが
それなりに恐怖感が強いと深呼吸の感覚程度では負けてしまいます。

それに、そもそも胸やお腹まわりの筋肉も緊張でこわばってますので、
そもそも大してしっかり深呼吸もできません。

そういうときには、手をグーパーグーパー握ったり開いたりしてみましょう。

まずは利き手からでOK。

ポイントとしてはゆっくり丁寧に行うこととその手の感覚に集中すること。

特に強く握るときには「この恐怖を上回ってやるぞ」という
意気込みでやるといいです。

数十秒程度やってみて、ふと気がつくとけっこう落ち着いているはず。

何回かやっているうちに気づきがあったり、
ブレイクスルーがあったりするのも面白いところ。

とりあえずこれやればだいじょうぶだからなんとかなるな
という感覚が手に入ると吉ですね。

もし、それでもきつければ一旦トイレの個室とかに避難!

座って身体をかがめてぎゅっと全身に力を入れてみてください。

痛みから身を守るイメージで。

しばらくすると落ち着いてきます。

そうしたら少しずつ少しずつ身体を起こしながら
呼吸を観察してみてください。

呼吸がのどや胸で使える感じがなく、
お腹までスッと通る感じになるまで身体をゆっくり起こしていきましょう。

2,怒りの力を正しく利用する

ほとんどの場合、視線へ恐怖のきっかけになった出来事の相手や
人と同じであることを強要してきたような相手への怒りを出し切れていません。

まずは、外に出て視線への恐怖を感じたら1をやってみます。

少し恐怖が和らいできたら頭の中で自分に視線を向けている人(たち)に対して

「はあ?だからどうした?」

「見られたくらいで怪我もせんし死にもせんのじゃ!」

なんて言ってやりましょう。

りというのはとかく悪者扱いされがちですが、
本来動物が危険から身を護るためのものでもありますので
使うべきときに使えば自分や大事な人を守るのに役にたつのです。

問題なのは自分を押し通すために衝動的に発動したりすることで、
身の回りの形のあるものないものをぶち壊しにすることですから。

頭の中で怒りが声に出せるようになってきたら、
昔の自分を傷つけて視線恐怖にした人たちもイメージして

「コソコソ言ってないで堂々と言えや!」

「つまらんことで人を自分を満たす道具にしてんじゃねえ!」

とか言ってやってください。

こういうのを頭の中で言う時のコツもお伝えします。

ひとつはすっと真っ直ぐ姿勢を起こしてから言うこと。

丸まった姿勢では守りのままなので正々堂々とした姿勢に変えます。

人間の身体の状態は心の状態と紐付いているから。

もう一つは頭の中で言うと同時に息を思いっきり吐くことです。

そうすると実際に言ってなくても言った感・吐き出した感が出ますし、
ついでに呼吸も深くなります。

その時はなんなら遠慮せず頭の中でボッコボコにしてやってもいいですよ。

想像だけなら何やっても自由です。

これまでその傷ついた自分で耐えてきた優しいあなたなのだから、
想像で暴力ふるうくらいで現実でまで暴力的になったりしませんよ。

とはいえ、それをいつまでも続けているだけでは
スッキリするくらいで本当の解決にはならないので、
続けて次の内容もやってみましょう。

3,傷ついた自分をいたわる声をかけてあげる

これは他のテーマの記事でも何回も言っているのですが
傷ついた当時の自分をなぐさめてはげましていたわってあげることで

「この自分はダメだ」と拒絶していた自分に力を補給して、
その自分を自然と受けいれられるようにしていくんです。

「傷ついて当然だったよね。耐えた君は偉いね

「君の価値が分かる人はいるよ」

「人と違っててもいいんだよ」など

いろいろと自分に染みる言葉を探してみてください。

身体の感覚を研ぎ澄まして、怖い気持ちがわいたときにキュッとなったり、
ゾワゾワとなったりする胸やお腹などをさすりながら声がけするとより効果的です。

また、傷ついた心にはこちら↓も一緒にご利用いただくのがおすすめです。
無料ですのでお試したいだければ幸いです。

外が楽しいと世界が広がる

『視線が怖い』は『人間が怖い』の始まりだったり、
逆に人間が怖いから視線が怖いが現れたりします。

この恐怖感があるとどうしても動ける範囲が狭まり、
選べることが減ってしまいます。

外に出ることや人とつながることの恐怖感が克服できるとぱあっと世界が広がります。

楽しいことも見つかりやすくなりかけがえのない仲間に出会える機会もぐっと増えます。

あなたが視線を感じる恐怖から、
解き放たれてより自由で楽しい人生を送れる助けになったなら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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