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他人に批判や中傷される怖さを気にしないようにしたいなら。

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

「批判や誹謗中傷をされるとすぐに落ち込んでしまう…」

「批判的なことを言われても気にしない人がうらやましい…」

この記事はそんな悩みを乗り越えたいあなたに向けて書いています。

だれかから批判や中傷をされることは決して気分のいいものではありませんよね。

でも、それをあまりにも怖れるばっかりに、自分にとって必要な行動が
取れなくなってしまうならとてももったいないことです。

人生の時間は限られてますしね。

批判・中傷されることに対する耐性をつけるために大事なことは

  • 批判と中傷の違いを理解すること
  • 自己同一化に気づくこと

あなたが自信をちょっとずつつけていく方法と合わせてお話していきます。

目次

批判や中傷をされると

批判や中傷をされることって、
だれにとっても気分のいいものじゃないことは
理屈では分かっていたとしても、

いざ自分がされると、落ち込んでしまうからとか
必要以上に頭にくるからなんとかしたいって気持ちは
とてもよく分かります。

私自身もその内容によっては落ち込むこともありますし、
腹が立つこともありますよ!

でも、まず覚えておいてほしいのは、
落ち込むとか怒りがわくとかいわゆるネガティブ感情というものを
否定しないことが大事ってことです。

どうしてもマジメな人や勉強熱心な人って、
そういうネガティブ感情がわくこと自体を“未熟”と考えてしまい
ネガティブな感情を感じている自分自身を否定してしまいがちなんですよね。

自分の中の“何か“

それがどんなものであっても、否定=拒絶をつくってしまうと、
それはコントロール不可能な領域に追いやられていってしまいます。

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まずは自分にその感情を感じてもいいという許可を出すこと。

あくまでもまずいのは他人と関わる場や相対する誰かにたいして、
感情をあまりにストレートにぶちまけたりしてしまい、
大事な人間関係を壊したりしてしまうことです。

感情を感じるだけであったり

紙に書き出したり

一人で安全な場で吐き出して

あらためてそれを見つめ直すことは何も悪いことではないですし、
むしろ積極的にやっていくのをおすすめしたいくらいです。

批判と中傷は違うのです

じゃあ本題に戻りますね。

ちょっと最初に区別しておきたいことがあるんです。

何かって言うと「批判」と「(誹謗)中傷」って
似てるようで実はぜんっぜん違う言葉なんですよ。

わざわざググってもらうのも面倒だと思うので
カンタンにネットの辞書の内容を引用しておきますね。

まずは「批判」

物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を批判する」「批判力を養う」
人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の批判を受ける」「政府を批判する」
デジタル大辞泉より

続けて「中傷」も

[名](スル)根拠のないことを言いふらして、他人の名誉を傷つけること。「ライバルを中傷して蹴(け)落とす」「中傷記事」
デジタル大辞泉より

ついでに「誹謗」はこんな意味

[名](スル)他人を悪く言うこと。そしること。「陰で他人を誹謗する」「誹謗中傷」

この意味をあらためてながめてみてどう感じますか?

「批判」と「(誹謗)中傷」なんとなくでも違うことは
分かっていただけると思いますが、もう少しちゃんと説明しますね。

ポイントは対象です。

「誹謗」「中傷」は対象、つまりする相手が『他人』になってますね。

では「批判」は?

2の意味のほうを読んで見てください。

『人の言動・仕事など』って書いてありますよね。

「(誹謗)中傷」するのは『他人』

「批判」するのは『人の言動・仕事』

要は「(誹謗)中傷」は人間の存在そのものに対して行われ、
「批判」はその人から現れたものに対して行われるものなんです。

「(誹謗)中傷」というのは言い方を変えれば『人格・存在否定』で
『尊厳をおとしめる』もの。

対して「批判」は「その人から出た言動や行動など」に
注意や意見をするもの。

似ているようで全く違います。

実際に人からされるときには
両者の違いがパッと分からなかったり
最初は「批判」だったのが
「中傷」にすり変わっていったり
することもあるのですが

自分が言われたときや振り返った時などに、
それが「批判」だったのか「(誹謗)中傷」だったのかは
しっかり分けたほうが良いです。

なぜなら、あなたそのものを否定されたりおとしめられたりしているのか、
あなたから出た言動や行動などのあなたそのものではないものを、
注意されているのかは完全に別のことだからです。

あなたの何を批判されてる?

「批判と誹謗中傷には違いがあるのは分かるよ。
でもどっちをされても落ち込むものは落ち込む!」

うん、そうだと思います。

むしろ気にもならず落ち込むこともないなら
この記事をそもそも読んでないですよね(^_^;)

逆に何言われても全く動じない人のほうが激レアだし、
スルー能力が高すぎるにしろ、自信がありすぎるにしろ、
受け止めないことで成長の機会を逃しているとも言えますから。

だから今の段階で落ち込んでしまう自分を責める必要は全くない。

だけど、まずひとつ知っておいてほしいことがあります。

『自己同一化』っていう概念です。

なにかっていうと、読んで字のごとく
「自分とそれ以外の何かを同じものだと感じていること」です。

たとえば「あんたのその服ダサいわ!」って言われたとします。

これ言われたら、たしかにいい気分はしません。

なんだけどこの人は「あなたがダサい」じゃなくて「服がダサい」って
服について話してますよね?

あなたそのものについては話してません。

「服」と「自分」を同じものとして感じているから
つまり同一化しているからいやな気持ちになるのです。

もちろん続いて「そんな服を着てるあんたのはおかしいわ!」って
言われたんならこれは完全な存在否定です。

ここまでされたならちゃんと怒っていいし今後距離をおいてもいいレベル。

微妙なのは「あんたのセンスを疑うわ。」とかでしょうか。

実はこれですら「センス」というあなたから出てきたものについて言われてるわけですから、
あなた自身を否定されてるわけではなかったりします。

だってファッションセンスって磨いて向上させていけますもんね。

だからこの「自己同一化」に気づくことって、
批判あるいは誹謗中傷に向き合うときの第一歩としては超重要なこと。

変えることができる『自分から出たもの』について『批判』されているなら、
最初は凹みつつもしっかり受け止められれば、
今後の成長につなげられる可能性は高いです。

だけど、変えられない『自分の存在』の否定ついては、
まともにとりあうだけアホらしいというもの。

相手を下げることで相対的に自分の価値を上げるような
つまらん行動に付き合う必要なんてなし!

内容的には一見正当な「批判」であっても、目的として↑と同じことを
する人もよくいますので、もしもそのあたりに気づいたら
言葉そのものはよく吟味して

「たしかにそれは直してもいいかも」

って思えばちょっとこれから少し努力してみようかなとしつつ

「ふーん、上から見たいのねー。自信がなくて大変な人だなあ」
って冷めた目で見てあげればOKです。

ちなみに、冷めた目で見つつ親切な感情で見てあげるっていうほうが
むしろやりやすいし自分の心の健康にもいいですよ。

敵対視してしまうと、心の構造上自分も他人に気づかずに
同じことをしてしまう原因とかになったりもしますので。

私のカウンセリングでは人から否定や批判をされたときに
お腹や胸がキューっとなるイヤな感覚への対処法などもお伝えしていますので
ご興味がありましたらお問い合わせいただければ幸いです。

落ち込み度を下げていくためのエクササイズ

批判と中傷の違いとか自己同一化とか理屈では分かっても、
内容的に批判であろうが誹謗中傷であろうが、
ひとたびされてしまうととにかく落ち込みすぎて、
しばらく身動きがとれなくなってしまう。

それはやっぱり気持ちもしんどいですし、なにより時間ももったいない。

あまりに落ち込み過ぎてしまう根本には当たり前すぎるほど
当たり前ですが自信が持てることが少ないという原因があります。

がっつりつっこんでいくと、小さい子どものころへのアプローチをしていったりが
必要になってきますのでセルフだけで取り組むのは正直ちょっと大変です!

だけど、今の自分からちょっとずつ積み重ねて
いけることもありますのでご紹介しますね。

それは「できたことを記録する」という方法です。

ノートを一冊用意して、一日の終わりにその日できたことを思いつく限り書いていきます。

  • 朝ベッドから起きられた
  • 歯を磨くことができた
  • 外に出ることができた ・・・

こんな程度のことでもできたことは全部書いてください。

そして、仕事や学校で目に見える成果を出せた時とか、
結果は伴わなくても大変なことをやりきったとき

  • 契約を取れた
  • お客様から感謝の言葉を頂いた
  • 部活で○○を最後までやった

などの「これはやったった!」って思ったことは
花丸ぐりぐりしておきましょう!

で、その日の分を書いたらそれを声に出して読み上げていきます。

はじめはただ淡々と事実のみを読み上げましょう。

慣れてきたら自分に向けて語りかけるようにするとより◎

コツは「自分で自分に」っていうより

『自分から自信を持てない自分に』向かって

「今日は○○ができたね。●●ができたね。□□ができたね。」

って心の中の対象をはっきりさせて語りかけることです。

最初はあえて「がんばったね」とかのねぎらいやほめ言葉を
ムリにつけなくてもいいです。

自分を低く見るクセがあるとそれについつい反論がわいてきてしまいますから。

しばらく続けていくとだんだん自分に言及されることに耐性ができてきます。

そうすると、今されているのが正当な「批判」なのか、
バカらしい「中傷」なのかも見分ける余裕も身についてきますよ。

他人を否定する人は損をする人

他人の存在や人格そのものを「否定」したり、
たとえ内容は正当であっても自分を引き立てるために「批判」をする人は
長い目でみたら必ず損します。

所詮そんなもんです。

人からの信頼を失いますし心の構造から言ってもやっぱり損です。

何かを否定するってことは=拒絶ってことです。

人間の心は拒絶されたものは使いこなすことができません。

明確な理由もなく「馴れ馴れしいヤツって私は大嫌いだ」って思っている人は、
初対面の人にフレンドリーに接していくことが必要な場面でそれができません。

自分が拒絶しているのだから「同じことはやりたくない」と思ってしまう。
それは当然ですよね。

だけど、人から否定されることのつらさを知っているあなたは、
それをしないことを選ぶことができます。

だから、人を否定して悦に入っているつまらない人は置いておいて、
あなたの秘められたポテンシャルを発揮して楽しく生きていくことを
選んでいけばだいじょうぶ。

他人からの否定に同意するのもしないのもあなた自身。

あなたに価値を与えるのもあなた自身です。

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