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手洗いやカギの確認等を何回もしてしまいやめられない。原因や対処法は?

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

何回も何回も手を洗うことを繰り返してしまったり、
ガスの元栓や家のカギを閉めたかどうかが気になって
何回も確認を繰り返してしまう…

他にも自分の納得いくように身の回りのものが収まっていないと
異常に気になってしまったり、
違う手順で物事を行うことがどうしてもできない、
だれかに迷惑や危害を加えてしまったのじゃないかと心配になり、
周りの人に確認したりしてしまう…

頭ではバカらしい、大して意味はないということは分かっているのに、
どうしても頭の中をそのことがぐるぐるして
気になってしょうがないし、実際にその行為をしないと気がすまない…

ひどいものは一般的に『強迫性障害』とも言われる心の不調です。

これが続くと日常生活的にもすごく大変だし、
精神的にもかなりの負担ですよね。

今回の記事ではそんな困った症状への対処法として

  • 気持ちと行為・行動に分ける
  • 行為・行動に優先的に対処する
  • 心にためこんでいる感情をクリアにする

といったポイントを解説していきます。

目次

最初は悪循環に気づくことが大事

ほとんど意味のないことの繰り返しをしてしまう人は、
多くの場合、

「このままこの気持ち悪い感じでいるのはイヤ!耐えられない!」

という感覚からなんとか逃れようという気持ちがとても強いです。
(当たり前かもしれないですけど、けっこう大事なとこです。)

人間の心って必ず不安定→安定に向かうという原理があるので、
これはある意味では自然なことなんですね。

なんですが、「イヤな感じ」を乗り越えて安定させるのと、
乗り越えるのを避けて元に戻すのでは実は全然違うんです。

そして、もう一個大事なことがあります。

それは、「○○しなくちゃ!」という気持ち(強迫観念と言います)と、
〈○○をしてしまう〉という行為・行動(強迫行為と言います)が、
セットになっていることです。

この『気持ち(強迫観念)』と『行為(強迫行為)』って、
どっちが先っていうわけでもなく、
「しなくちゃ!」って思うから〈やってしまう〉し、
〈やってしまう〉から「しなくちゃ!」という思いが渦巻くという、
なんともややこしいものだったりします。

さらに言うと、このセットって『自分ルール』で動かしてるんです。

「ここまでやる。」「このときはこうする。」っていうのは、
だれかから「やれ」って言われたからやってるわけじゃなくて、
自分で決めてやってるということに気づけたら、まずは第一歩達成です!

人によっては『気持ち』と『行為』の『自分ルール』が
自分で把握しづらい場合もよくありますので、
そんなときにはカウンセラーがお手伝いがあると楽ですね。

『気持ち』よりも『行為』にアプローチ!

さて、『気持ち』と『行為』の『自分ルール』が分かったら、
この「なんとかしなきゃ!」っていう『気持ち』を、
なんとか追い払ってやろうと思うのが人情というもの。

ところがこの『気持ち』にいきなり対抗していってしまうと、
逆にそれが強く意識されてしまって逆効果になることが多いのですね。

なので、『気持ち』ではなく『行為』にアプローチをしていきます。

具体的に一言で言えば『ガマンチャレンジ』です。

たとえば、カギをかけたかどうかが心配になってしまい、
何度も何度も家に戻って確認をしてしまうという行為を
してしまうという症状があるのなら、

戻ってカギを確認しないでいる間の『不安感』をガマンする。

という練習をしていくんですね。

もちろん、最初からカギを確認せずにそのまま出かけて、
用事を済ませてくるなんていうような、
ハイレベルな目標設定はしないですよ。

スモールステップでちょっとずつハードルを上げていきます。

一回も確認せずに出かけて用事を済ませて帰ってくるのを
10点としたら、1回だけ確認しに帰ってくるのは5点くらい、
もっとハードルを下げて、家から10m離れたところまで行って
不安感に耐えるのが1点くらいかな、といったように、
カウンセリングでは一緒に目標を決めてチャレンジをしたりします。

ハードルはしっかり下げてOK!
一回一回出来たことに対して自分をねぎらってほめてあげましょう。

注意する必要があるのは、決して不安感をなくすことが目標ではないってこと。

不安感はあってもいいのです。

「不安があってもだいじょうぶ」って、不安感を受け入れられるようになるのが、
目標です。ひとつひとつのステップをゲーム感覚でクリアしていくくらいの
気分でとりくめばOKですよ。ゲームだから失敗したって死なないので、
トライ&エラーの積み重ねでクリアすれば○って感じですね。

心の底にはため込んでいるものがある

自分でもほとんど意味がないって分かっているようなことを
繰り返してしまう人は、ほとんどの場合、
心の底にため込んでいる感情ー特に『怒り』ーがたくさんあったりします。

それは、親であったり上司であったりと、相手がはっきりしていて、
ことあるごとに思い出しては怒りがわいてくることが自覚できている
こともありますし、あまりに抑え込んできて、それが分からなくなっている
ということもあります。

一見、手洗いや鍵かけ確認などの繰り返しとは関係ないように思えますが、
『怒り』の感情は心の不安定につながりますので、
それをなんとか安定させようとすることが、『怒り』の発散の代わりに
別の行為としてあらわれてしまうのですね。

もちろん先にお話した『ガマンチャレンジ』も回復には大事なことなんですが、
同時並行でこの『怒り』にも対処していくと、回復スピードも上がりますし、
心の状態もより盤石になっていきます。

もしも、「『怒り』がかなりたまってるなあ…」という心当たりがあったら、
それを明確にしていくといいですよ。

ただし、それを単純に発散することは要注意!

人前や相手がいるところで不意にやってしまうと、
カッっとなって頭が真っ白になってしまい、暴力をふるってしまったり
という結果になりかねません。

まずは、ノートに書き出して客観的に見られるようにするなどの方法から
始めるのがおすすめです。

『怒り』を外に出すことに慣れていない人やそれを抑えていることにも
いまいちピンとこない人は、カウンセラーと一緒に取り組むことを
おすすめします。

(怒りのテーマに関しては近日より詳しい記事を書きますね。)

「時間」=「命」・「人生」を大事に

この記事を読んでいるあなたは、きっと自分の繰り返してしまう行為や
気にしすぎてしまうことをなんとかしたいと思っているはず。

その「なんとかしたい」っていう思いはとっても大事です。

裏を返せばその思いさえあればカウンセラーは、
あなたが本来持っている力を引き出すだけです。

何回も手を洗ってしまったり、カギを確認しに帰ったりすることは、
一回一回は大した時間じゃないかもしれないけれど、
人生の中で何回も何回もしていると、とても大きな時間を
消費してしまいますよね。

「時は金なり」なんていうことわざがありますが、
そんなに軽いものじゃないです。「時は命なり」ですね。

ひとりひとりの人間が使える時間には限りがあります。
せっかくだったら1分1秒を大事に使いたいですよね。
仕事をして誰かの役にたったり、楽しく遊んで心を豊かにしたり、
もちろんゆっくりと身体と心を休めることも大事なことなのです。

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