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憧れの人のようになりたい!と思ったら、知っておくといいこと。

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

それは、同じ会社のかっこいい上司や先輩かもしれない。
または、テレビや動画サイトの向こうの芸能人やアーティスト。
はたまたビジネスで大成功したカリスマのような人。

「ああ、すごい…、かっこいい…、自分もこんなふうになりたい!」って
思ったことってだれしもがありますよね。

そんな気持ちをもつことは自然なことだし、人生に張り合いが出るし、
素敵なことだと思います。

ただ、どんなものごとも行き過ぎてしまうと害になります。

今回はその『だれかになろうとする』ことの落とし穴についてと、
『憧れの気持ち』を正しく活用して、自分の成長につなげる方法を
お伝えしていきます。

目次

憧れの人そのものになるのはムリ!

いきなり完全否定から入って本当に申し訳ないのですが…

自分が憧れているその人そのものになるのは不可能です。

でもそれが、当たり前だと分かっていても、自分の理想を
体現しているような人や自分を認めてくれるような人に出会うと、

「こんなふうになりたい!」

って思ってしまうのが人情ですよね。

でもやっぱり、その人とは身体も違えば、脳も違う、遺伝子も違う。
それまで経験して積み重ねてきたことも違う。なにもかもが違うのです。

「その人そのものになろうなんて思ってなくて、
同じことができるようになりたいだけだよ!」って

反論も頭に浮かんでるかもしれないですね。

それでも、人間には適正、向き不向きがあります。
同じレベルでできるようになることと、なれないことがあります。

憧れの人と同じように○○はできるようになった。

でも、■■はできない。

そうなってしまった時、そんな自分を受けいれられれば良いですが、
「絶対にこうなる!」という力みがあると、理想に届かなかった絶望が
わき出してしまって、燃え尽きてしまうことが往々にしてあります。

じゃあ、誰かを理想にすること、目指すことは
完全にやめてしまったほうがいいのか?

結論から言えばそんなことはありません。

そこには心の構造をふまえた正しい方法があります。
ここからはそれをお伝えしていきます。

真似をすることはいいこと。ただし…

憧れの人になりたいと思うと、多分その人のいろんなことを
真似してみようと考えるんじゃないでしょうか。

真似をすることは実はすごく良いことです。

『学ぶ』の語源は『真似ぶ』だという説もあるくらいですから。
(これは中学校のときの国語の先生から聞いていまだによく覚えています(^_^))

人間の心は生まれてから今まで生きてきた中で、見て聞いて感じたデータが
細胞のように集まってできています。
(遺伝や身体の情報も含めると生まれる前もあると言えますが…)

そして、そのデータのほとんどは『人間』のデータです。

だから、言ってしまえばたくさんの真似の集合体なんです。

そう、今の自分の心をより大きく豊かにしていくために、
さらに新しい人間のデータを取り込んでいくのは理にかなってるんですね。

そして別の視点で見てみましょう。

あなたと憧れの人の心では、当然ながら取り込んできたデータも
その組み合わせも全く違います。

つまり、得意なことも違えば苦手なことも違う。

その人の真似をしたところで、同じになれる道理がないんです。

ここまでお読みいただいてお気づきかもしれません。
だれかの真似をするのはそのだれかになるためではありません。

あなた自身を大きく豊かに成長させるためなのです。

この原則が分かっていないと、真似をするという行為は同じでも、
目的地がずれていってしまいます。

というわけで、ここからは効果的に自分を成長させるための
“真似”の方法をお伝えしていきますね。

真似→モデリングのコツ

心理学ではだれか(なにか)の行動などを真似することを
『モデリング』と言います。

私の考えでは『モデリング』には2種類あります。

一つは『静的(パッシブ)モデリング』

これは誰かと接していることで、意識しなくとも自然と
その人の情報を取り入れていくことです。

子どものうちはまだ心をつくる情報が少ないので、
これをどんどん行って成長していきます。

大人になっても無くなるわけではありません。

たとえば、仲のいい友達の口調が移ってしまったりした
経験はありませんか?

とはいえ、子どもの頃と比べると、それまで積み上げたものがあるため、
拒絶したり、取り入れても使うことがほとんどないということは、
起こってきます。

そして、もう一つが『動的(アクティブ)モデリング』です。

今回取り上げるのはこちらです。
要は自分から意識的・積極的に真似していくモデリングですね。

ここからはその『動的モデリング』のコツをお伝えします。

1,対象は3人以上にする

まず、モデリングをする対象は3人以上にしましょう。

以上と言ってもあまりに多すぎると浅くなってしまうので、
はじめは5人くらいまでがおすすめです。

モデリングする対象をだれか一人に絞ってしまうと、
ここまでにお話してきたとおり、自分ではないその人に
なろうとするけどなれないという落とし穴にハマってしまいます。

自分の心には受け入れやすい、取り入れやすい、活かしやすいという
情報とそうでない情報があります。
(カンタンに言えば得意とか好きとか興味がわくというものです。)

だから、複数の人からそれぞれが別々に持っている
自分が取り入れやすい情報を、バラエティ豊かに取り入れていくといいのですね。

2,なりきってありありと感じる

その人の情報をしっかり取り込もうと思ったら、
その人のことをよく知ることが必要です。

まずは、その人に関して分かることは徹底的に調べましょう。
有名な方ならWlikipediaやその人のホームページ、著書を読むと
いいと思います。生い立ちや伝記のようなものがあると
なお良いですね。

また、動画などで姿勢や話し方などもよく見ておくのも大事。
実際に会える方ならよく注意して観察を。

そして、ある程度分かったらなりきってみます。

動画があるなら、その動画の中のその人に入り込んだつもりで
合わせて動いたりしゃべったりするのがおすすめ。

身近な人とかで動画とかがない人なら、最近目にした場面を
思い出して自分なりに再現してみるといいですよ。

大事なポイントは完全になりきること。

その人自身になって、同じ姿勢、同じ口調や間、同じ表情を
できるだけ再現してください。

そして、その人が感じているであろう身体の感覚や感情を
感じようとしてください。

実際に合っているかどうかは気にしなくていいですよ。
(というか分かりませんからね。)

床にシールやふせんを貼って、

・その上にきたらその人になる。

・そこから外に出たら普段の自分になる。

といった感じでやるとやりやすいです。

3,普段は一切忘れる

そして、練習のとき以外、普段の日常生活をおくるときには、
2で練習した憧れの人のようにふるまおうとしないこと!

これをやってしまうと、結局自分でないだれかになろうと
していることになってしまいます。

仕事でプレゼンの本番があるとか、就職の面接があるとか、
なにか大事な出来事があるときでも一緒です。

そんなときに『普段の自分』を置いてきぼりにして、
別のだれかとして振る舞おうとすると失敗の元になるばかりか、
あがり症の原因にさえなってしまいます。

練習のときには完全になりきり、普段はあえて気にしない。

そうしていると、ふと振り返ったときにこれまでの自分が
できていなかったことが、できていたことに気づいたりします。

たくさん練習したことはしっかりと心に取り入れられていますから、
安心して日常を過ごしてくださいね。

本物のオリジナルは組み合わせから生まれる

真似をしていくことが、成長につながることが分かったとはいえ

「真似ばかりしていたら“自分らしさ”がなくなってしまうのじゃないか?」

そんな疑問も生まれるかと思います。

しかし、人間と人間の生み出すものに「完全なオリジナル」なんて
存在するのでしょうか?

私はないと思います。

私たちの身体は親や祖先から遺伝で受け継いだものでできています。
考えや性格も育っていく中で人と関わることで培われていきます。

「自分で考えたうえでこうなった」と思えるものも、
それ以前の過去に関わった人や本やテレビやネットから取り入れたものを、
引っ張り出してきて、組み合わせたりしたものじゃないですか?

世の中の偉大な発明や発見も、先人の築いたものがあるからこそ、
成し遂げられるのです。

だからと言ってがっかりする必要はないですよ。

世の中の人、ひとりひとりが全く同じ経験をすることはありません。
つまり、全く同じ情報を持っている人は他にいないからです。

それぞれがそれぞれに違う情報の組み合わせを持っていて、
それこそが“個性”だからです。

そして、本当に大事なことはその個性を活かせること。

そのためには情報が多く豊かで、しかもそれが使いこなせるか
どうかがカギになります。

今回お伝えしたモデリングの方法はあなたが個性を活かすために
きっと役に立つと思います。

それと同時に次から次へとやってくる情報を“拒絶”しないために、
心を整えることもまた大事です。

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