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加害恐怖が辛すぎる。ストレスを感じる。治し方や克服方法はあるの?

こんにちは。
〈オンラインカウンセリング『なごやか』
心理カウンセラーのイヌカイです。
今回もご相談にお答えしていきます。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
今まではなんともなかったんですが、車を運転してるときに
「さっき曲がったときに歩行者の人を巻き込んでなかったかな…」とか
「信号無視しちゃったんじゃないか…」とか
気になってしょうがないんです。

そうでしたか…
それが繰り返し起こってしまうと
ものすごいストレスがたまってしまいますよね。
他にも同じようなことはありますか?

はい、街中を歩いていても
「今、子どもとすれ違ったけどぶつかってなかったかな…」とか
ひどいときは「この後すべって転んでケガをしてしまったんじゃないか…」
くらいまで考えて不安になってしまいます。

どんどん、悪いほうへ悪いほうへ
考えが進んでいってしまう感じでしょうか。

はい、そのとおりです。
「気にしちゃダメだ!」と別のことをして気をそらそうとしても
全然うまくいかなくて、何度も同じ場所に戻って
確認しないと落ち着かなくなってしまいます…。

それは心の中の不安感もつらいですし、
時間もとられてしまいますから、
少しずつでも解消していけるといいですよね。

ええ…、なんでこんな状態になってしまったのか
自分でも分からなくてつらすぎるんです。
なんとか抜け出したいです…。

今回は自分は実際には何もしていないのに、
他人などを傷つけてしまったんじゃないかと不安になって、
いてもたってもいられなくなってしまう『加害恐怖』について
お話していきます。

『加害恐怖』は鍵をかけたかが気になって何回も確認してしまうとか、
手洗いを何度でもしてしまうという『強迫性障害』と言われる
心の不調のひとつとされています。

こちらの記事も参考になると思いますので、
合わせてお読みいただければ幸いです。

加害恐怖で苦労しがちな人の特徴

加害恐怖に限らず、強迫性障害で苦労することになってしまう方の多くは、
責任感が強い傾向があります。

それも周りから「あの人は責任感が強くて頼れるね。」と言われるレベルを
遥かに超えて、自分で自分に必要以上の大きなプレッシャーをかけてしまって
いたりします。

絶対というわけではありませんが、学校の先生やその他公務員、銀行員などの
いわゆるおカタイお仕事につかれている方に多いみたいですね。

若い方でも受験や就活でプレッシャーが高まると近い症状が出ることがあります。
計算問題の検算を必要以上に繰り返してしまう、ひとつの問題にこだわってしまい
次の問題に進めなくなるなんて症状が出始めたら死活問題です。

まずはあなたも普段の仕事や生活で自分で自分にプレッシャーをかけて、
ストレスをため込んでいないか振り返ってみることをおすすめします。

心は自覚があるかないかに関わらず、ストレスに対するガマンが続いていくと、
どんどんとストレスはため込まれていき、逃げ場を失ったストレスを
行動に変換することでなんとか心を安定させようとします。

心は状態を安定させるためには、はたから見たら合理的じゃない方法でも
なりふり構わず選んでしまうことが普通にあります。

だから自分でも「これはちょっとおかしい。」と思いつつも、
やらなくては気がすまないなんていう状態になってしまうんですね。

心の原理に沿って起こっているだけなので、決してあなたの心が弱いとか
おかしいとかっていうわけじゃないですから、そういう点では安心してください。

「こうなったら一番怖い」ということはなに?

加害恐怖で困っている方の中には「こうなったら一番怖い」
「こうなるのは一番イヤだ」ということが意外とボヤッとしていることがよくあります。

怖さゆえに無意識的に隠してしまうんですね。

そこをはっきりとさせていくことは、大事なステップです。

人間にとって一番怖いのは“正体の分からないもの”。
それにライトを当ててやるのです。

正体が分かるだけでも冷静さを取り戻せることもありますし、
最終的に加害恐怖を乗り越えるためにする“ガマンの練習”の
(専門的に言うと暴露反応妨害法・エクスポージャーという手法です。)
前準備にもなります。

例をあげると、たとえば、「すれ違った人になにかあったら…」という恐怖を
漠然と感じているとします。

では、その"なにかあったら”ってくわしく言葉にしたらどんなことかって
ちょっと深掘りして考えてみるんですね。

そうすると「知らず知らずのうちにぶつかっていて、そのせいで転んで
頭を打って死んでしまうことが怖い」とかが出てきたりします。

他には「車の運転で左折したときになにかあったら…」
という漠然とした不安なら「知らない内に車の死角で人を巻き込んで
轢き殺してしまうことが怖い」なんて感じですね。

ノートなどに書き出してしまうと、より客観的に見ることが
できるようになりますよ。

もちろん、それを思い浮かべることがあまりにも怖い場合は
ムリにやるのはやめてくださいね。

本来はカウンセラーが安心・安全な場を提供して
対話の中で見つけていくものですから。

自分ルールはないですか?

車の運転中に自転車とすれ違うと、いつも“すれ違った人をケガさせていないか”を、
何回もそこに戻って確認している。

そんなふうな自分ルールに心当たりはありませんか?

「○○が気になったら、絶対■■しないといけない!」

そんな思いを持っていませんか?

加害恐怖やその他の強迫性障害で困られている方のほとんどは、
こういった強い思いに支配されていたり、また、支配されているから
行動に出てしまうといった思い込みやとらえ方で
がんじがらめになっていることがすごく多いんですね。
(当然、言葉にして認識できていないこともよくあります。)

じゃあ、そのがんじがらめから抜けていくのに必要なことって
なんでしょうか?

その答えのひとつは「イレギュラー探し」です。

加害恐怖・強迫性障害に限った話ではありませんが、

「必ず」

「絶対」

「いつも」

「全て」

こんなような
100%を表す言葉が思い込みのなかに混じっていたら要注意です。

世の中の出来事に100%そうなるなんてことはほとんどありません。

まず、間違いなく例外があるはず。

たとえば、さっきの車で自転車とすれ違うといつも確認してしまうという例ですが、
よくよく思い出してみたら、「先週の水曜日に寝坊して急いでいたときには、
自転車とすれ違ったけど確認しに戻らなかったな…」なんてことが判明したりします。

ここはくわしくしつこく、どんな些細なことでもいいので
『自分ルール』のほころびを見つけることが、自分をしばりつけて
不自由にしているものをゆるめていく大事なポイントです。

自分ルールって実はけっこう甘い

『自分ルール』には実は例外がある。というお話を聞いて
うすうすお気づきのかたもいるかもしれませんが、
ぶっちゃけた話自分ルールってけっこう甘々ですよ。

さっきの例でいけば「遅刻することのほうがヤバイ」って
無意識で勝手に判断してルール違反をおかしているのに、
思い出すまで気づいていなかったわけですから(笑)

実はかなり自分にとって「都合がいい」判断をしてるんです。

「○○が気になったら、絶対■■しないといけない!」とか
思っているつもりでも、

実際のところは
「△△くらいならまあ許容範囲かな。でも◆◆からはアウト!」
みたいなラインを自分自身引いてしまっているんですよ。

という事実を目の当たりにすると、正直ちょっと落ち込むかもですが、
これは加害恐怖・強迫性障害でお困りの方はわりとみんなそうです。

本当に厳密に自分ルールを適用していたら生活なんてまともに
できなくなりますし、苦しさを考えればそんなふうにしてしまうのも
仕方がないことです。

ある意味では人間らしいところですから、気づきを大事にしつつ、
自分に優しさを向けられるとよいですね。

感情のケアと行動のチャレンジ

今回ここまでにお話したようなことが、自分自身の例でも気づければ
その先は比較的早く進むことが多いと思います。

そこからは冒頭でも紹介したこの記事と同じように

スモールステップでガマンの練習をしたり、心にためこんだ怒りやストレスの
ケアをしていったりしていくこととなります。

「どうして突然こんな状態になってしまったんだろう?」

加害恐怖になってしまった理不尽さに不安になったり、悔しく思ったり、
怒りがわいたり、悲しくなったり、情けなくなったり、
いろんな複雑な気持ちが渦巻いているかもしれません。

でも、まずはその原因そのものを深く探らなくてもだいじょうぶ。

今、分かることとできることで、
今、困っていることを解決していけばいいのです。

その過程でもしも原因のようなものや、心の奥深くにあるものに
行き当たったなら、その時それに向き合えばいいこと。

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