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せっかちでいつも急いでいて待てないのをやめたい。克服して直すには?

こんにちは。
〈オンラインカウンセリング『なごやか』
心理カウンセラーのイヌカイです。
今回もご相談にお答えしていきます。

“待つこと”が苦痛でしょうがない!

 

時間がどんどん過ぎていくたびに、ストレスがたまってムカムカしてしまう。

待ち合わせのときも、相手数分程度遅れただけでも無性にイライラしてしまう…

メールやLINEも返事を待つのがとても苦手…
「明日連絡するね。」などと言われるのもかなりきつい…

人の話も最後まで聞けず、ついさえぎって話してしまう…

こんなせっかちはどうしたら直るんでしょうか?

私ももともとせっかちなところあります。
レジで並んだりするのもあんまり好きじゃないですね。

それでもけっこう最近はだいぶ余裕を持てるようになりました。

私の場合は年をとったこともありますが、やはり大きいのは
以前うつになったことをきっかけに、自分の心の問題に対して
カウンセリングを受けたり、セルフワークに取り組んでいることが
大きいでしょうね。

テーマがせっかちを直すことではなかったですが、
結果的に副産物としてせっかちが和らいでいった感じです。

せっかちなこと、待てないことは一見ただの性格だと片付けられがちですが、
実は根深い問題がひそんでいることが多いです。

今回はそんな『せっかちなこと』『待つのが苦痛』をテーマに
お話をしていきます。

せっかちは時間を大事にしてるとも言えるけど…

せっかちなことはある意味では時間を大事にする
性格とも言えないこともないと思います。

かなり強引ですが(笑)

もちろん時間を大事にすることは、
人間にとって重要なことのひとつです。
だって、寿命がある以上、時間=命と同義ですから。

だけど、その一方で人間関係も同じく重要なこと。

もしも、わき出してきたイライラが友達や職場の人に伝わったり、
いつも話をさえぎってしまうことが、人間関係を悪化させるもとに
なったりしたら、明らかに損ですよね。

また、イライラしていると本来持っている力を発揮することもできません。

そうなると結局は時間をムダにしてることになってしまうんですよ。

時間を大事にすることに限りませんが、焦り・イライラや不安感に
突き動かされるようにする行動でうまくいくことってあまりありません。

(心の仕組みの視点で言えば分断された心からの影響があるからです。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。)

あくまでも自分のコントロールによって行動することが大事なんですね。

「よし!急ぐぞ!!」

「ここからは効率よくやろう!」って

自分の主体的な意思で行動を起こすならOK。

でも、

「急がなきゃ…!」

「効率よくやらなきゃダメだっ!」

気がついたらあせっている、そうしないと気がすまない、
そんな状態なら自分の『せっかちさ』をよく理解して、
ゆるめていくことをおすすめします。

あなたを『せっかち』にさせるものとは?

あなたはなんでそんなに『せっかち』な性格に
なってしまったんでしょうか?

結論から先に言えばあなたの心に『急げ!』という、
メッセージがインストールされているからです。

この『急げ』というメッセージは、
交流分析という心理学の流派で、【ドライバー】と言われます。
「駆り立てるもの」という意味です。

(ドライバーは他にも「完璧であれ 」とか「人を喜ばせろ」などの
代表的なものがいくつかあります。)

そしてさらに、その『急げ』というドライバーを生み出している、
強力な【思い込み(ビリーフといいます)】が存在します。

「時間をムダにしてはいけない。」

「何事も早く終わらせないといけない。」

こういった思い込みですね。

これらの多くは親(または親の代わりの人)からのすり込みによって、
インストールされています。

たとえば、いつもいつも「急ぎなさいよ!」なんて言われ続けていると、
「時間をムダにしてしまうと私はお母さんから嫌われてしまう、
(愛されなくなってしまう、存在価値がなくなってしまう)」という
思い込みがだんだんと強化されていってしまうんですね。

厄介なことに事実や親の思いと本当は違っていたりズレていたりしたとしても、
子どもの頃のあなたが主観で(無意識にでも)そう感じていたなら、
ビリーフやドライバーはインストールされてしまいます。

また、ビリーフやドライバーは完全な悪者ではありません。

それがあなたの人生において役にたったこともあるはずです。

そして、あなたのお父さんやお母さん、親の代わりをしてくれた人もまた、
決して完璧な人間なわけではありません。ましてやあなたが小さい頃は
今よりもっと未熟で若かったはず。

あなたと同じようなドライバーに突き動かされていた可能性は高いです。

もしも余裕があればちょっとだけ、
自分の親が何に突き動かされていたかを考えてみると、
親を見る目も少し変わって楽になるかもしれません。

(だからといって「親を許せ」なんて乱暴なことは言いません。
体罰や虐待、暴言、過干渉などひどい仕打ちを受けてきた人に、

強引に親との記憶に向き合わせるほど残酷なことはありません。
ひたすら過去を掘り下げることしかさせないカウンセラー等は、
早めに見切ることをおすすめします。)

『急げ!』をゆるめていくために

まずは、先にお話したように、自分を『急げ!』と駆り立てる感覚のもとに、
どんな「思い込み(ビリーフ)」があるのか?
どんな原因でそんな「思い込み」を持つようになったのか?

それをざっくりとでいいので特定してみましょう。

特定できたら、次はそれに反論して言い負かしてやります。

たとえば、
「時間をムダにしてはいけない。」という思い込みには、

「確かに時間を大事にすることは大切なことだよ。
でも!ムダって何をもってしてムダって決めてるの?
一見ムダだと思ってたことも後から振り返ったら
大事な経験だったことだってたくさんあるでしょ!」といった感じ。

一度、話し言葉でない文章として紙に書き出してから、
実際に頭の中で相手に言ってやるような感じで読むとやりやすいですよ。

実際に口に出してしまうとさらに良いです。

また、頭の中でも口に出すときでも、慣れてきたら感情をこめていきましょう。
子どものころには出せなかった『怒り』もかなりたまっているかも。

上記のように理屈で反論する他にも、からかってやるような方法もあります。

「そんなに時間のムダがイヤなら、1秒ごとのスケジュールでも立ててろよwww」

なんて反論もありです。
待っているときのイライラ感などが出てきたときにやると、
これだけでも収まるときすらあります。

いろいろ軽ーい気持ちで試してみるのがオススメです。

本格的な「せっかち」の解決のためには。

「せっかち」さがある方は「せっかち」以外にも、
「完璧主義」や「自分にきびしすぎる」などの
心の不調につながりやすい考え方や思い込みを持っていることが多いです。

その根っこにあるのは多くの場合、子どものころの傷つきや
親の期待に応えないと愛されないかもしれないという恐怖の経験です。

(さらに細かく言うならその経験によって起こる
「こんな自分ではまずい!」という【子どものころの自分】の拒絶です。)

より深く本格的に「せっかちさ」や「自分へのきびしさ」などをゆるめて、
主体的にコントロールできる範囲の大きい心を手に入れていくには、
その傷つきや恐怖をケアしていく必要があります。

思い込みがあまりにも強固だったり根深かったり、強いトラウマなどが
あるようならカウンセリングを利用するのもよいと思います。

胸の奥などからわき起こる焦りや怒りなどの衝動に突き動かされて
行動してしまったり、態度にあらわしてしまったりすることが多いと、
本当に生きたい人生を生きることがむずかしくなります。

突き動かされるということは、コントロールされていないということ。

つまり、人生において自分で主体的に選択肢を選ぶ機会が
それだけ少なくなるのです。

でも、ここまでお読みいただいたあなたには、
自分の人生を自分の力で歩んでいく力がきっとあります。

それは、「せっかちを直したい」という思いをもって、
それを解決する手段を探し、この短くない文章を最後まで読むという、
十分に主体的な一歩を踏み出しているから。

あなたが、余裕を持ってゆったりと楽しい人生を歩んでいけるように
がんばる姿を応援しています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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