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性格を変える方法を探してませんか?その必要はない理由を解説します。

こんにちは。
〈オンラインカウンセリング『なごやか』
心理カウンセラーのイヌカイです。
今回もご相談にお答えしていきます。

余談ですがこの『今すぐ役立つ!心のアドバイス』記事が
ついに100記事に到達しました。

今回のテーマは『性格』は変えられるのか?それとも変えられないのか?
という古くからある論争に私なりの答えを提示したいと思います。

私の受けたご相談の経験の中でも、

嫉妬深い、傷つきやすい、キレやすい、人と比べてしまう、意志が弱い、
マジメすぎる、自信がない、周りの目が気になる・・・などなど

思い出そうとするとキリがないくらい出てきそうです。

これまでも100記事書いてきた中で、何回も個々の『性格』をテーマに
してきましたし、今後もちょくちょく書いていくと思います。

私も20歳そこそこくらいのときに受けたカウンセリングで、
「自分の性格を変えたいです。」と言った覚えがありますが、

「変えられる性格と変えられない性格がある」とか言われて
お茶を濁されただけでした。

それだけ『性格を変えたい』という望みを持っている方は多いんですね。

また、性格が元で心の不調を招いてしまうということもありますから、
「性格を変える」ということのホントのところを知っておいて損はないですよ。

性格についての大きな錯覚

まずはじめに質問です。

あなたの性格ってどんな性格ですか?

どうでしょう?

こういう質問されるとだいたい、
「私の性格は怒りっぽいわりに傷つきやすくて、
ガマン強いけどその反面、誘惑に弱いところもあって…」って感じになりません?

なにが言いたいかというと、性格って各自たくさん持ってるよね
ということです。

ところが、「性格を変えたいなあ」と思うと、
口では「○○なところを変えたい 」と言いつつも
イメージしてるのはもはや全然別人みたいな自分だったりしがちなんです。

〈唯一無二のひとかたまりの自分の性格がガラッと別物に変わる。〉

〈いくつもある性格がまとめて一気に変わる。〉

ついつい、そんなふうに望んだりイメージされてしまいがちなんですね。

「私は性格が悪いから変えたいんです。」なんていうのはその最たる例です。

性格がいくつもあることが腹に落ちていれば、
「どこがどう悪いの?」と聞き返さずにはいられなくないですか?

だから、自分の性格を変えたいと思ったなら、
まずはいくつかある性格のうちどれを変えたいのかをはっきりさせることが
1つ目のステップです。

「じゃあ、それがはっきりしたらあとは変えるだけですね。」なんて
思われるかもしれませんが『変える』という目的にも『落とし穴』があります。

次のページではその『落とし穴』についてお話していきます。

その性格、本当に変えますか?

自分の性格をいくつも持っていることを理解できて、
まずはひとつ、「○○なところ」を変えたいと思ったとしましょう。

たとえば、「自分のマジメすぎるところを変えたいです。」とか。

じゃあ、ここでまた質問しますね。

なんでその性格、変えたいと思ったんですか?

多分ですが、
その性格でなにかしらの損をしていると思ったからじゃないですか?

これまた、当たり前といえば当たり前ですが、
ここでさらに考えてほしいんです。

いつどんな場面であってもその性格のせいで損しましたか?

素直に正直に振り返ってみてくださいね。
きっと、100%いつも損したなんてことはないはずです。

現実的・物質的なことでなくても感情的・精神的には得したことが
ほぼ間違いなくあったはず。

“得”って「こっちのほうがまだまし」ってレベルでもそうです。
その性格でなければやっていけなかったからってこともあります。

つまり、あなたがその性格でいることにはもともと正当な理由や目的があります。

少なくとも必要だったことがあるから、その性格があるんですね。

それはそれであなたにとって大事な性格ではないですか?

その性格を「変えたい」ということはその性格を“いらない”と
判断しているのだと思います。

でも、もともと必要だったものを短絡的に“いらない“と
してしまうのはいわゆる“抑圧”という状態、
押さえつけて拒絶してしまうということです。

これをしてしまうと心の不調(=心の分断)のもとになります。

(くわしくはこちらの記事をどうぞ)

本当はしづらいことをムリにやることをイメージしてみると、
そのストレス感が分かると思います。

でも、やっぱり今直面する必要がある状況や場面で、
この性格でい続けると損は損だという現実だってありますよね。

じゃあ、それならどうしたらいいのでしょう?

その答えはシンプル。

「性格を変える」のではなく「性格を使いこなす」ことが
できるようにすればいいのです。

性格を使いこなすとは?

1つ目に大事なこととして、
「いくつかある性格のうちどれを変えたいのかをはっきりさせましょう。」
ということをお伝えしました。

それを考えるときには同時にその性格で損をした、
もしくは損していると思っている状況や場面が思い浮かぶはずです。

要はその状況・場面で得する性格が使えればいいだけですよね。

たとえば、
「○○のときにはいつもマジメな性格が出てついきっちりやってしまうけれど、
できればテキトーに手を抜いてやれるようにしたい。」

そう思うなら、その「○○のとき」に「いいかげんな性格」で
いられればいいだけであって、別に「マジメな性格」を、
否定する必要は全くなくないですか?

それにマジメにやったほうが得するときだってありますから、
今度はそんなときにマジメにできなくなってもイヤですよね。

人間にはいくつもの顔(仮面)があります。
いわゆるペルソナというやつです。

仕事の時、友達と遊ぶ時、家族といるとき…

それぞれにあなたの違う面をみせているはず。

リンゴには実だけじゃなく、皮も種も芯もあります。
そして皮にも種にも芯にもそれぞれに役割があります。

いらない部分なんてないんです。

大切なのはそれをどう活かすか。
たったそれだけです。

性格とは役を演じること(ただし本物の)

性格を使いこなすって結局なにかっていったら、
自由自在に役を演じられるかということ。

ただし、本気で本物の演技でです。

本当にすごい役者さんは完全にその役の人になってしまいます。

これはまさに性格を使いこなしている状態。

ところが、役を演じるにあたり、その役の性格や人間性に関して、
嫌悪感やトラウマなどがあるとリアリティのある演技はできません。
その役の気持ちや感情が理解できないからです。

技術的にそれっぽく見せることはできますが、うすっぺらいので
観客にはカンタンに見抜かれます。生の舞台だと余計にバレます。

私たちの日常でも実は同じこと。全ては演技なんです。

そのときそのときおかれた舞台、つまり状況や場面において、
リアルに性格を演じられるかどうか、なりきれるかどうかということ。

「そんなにいつも演技なんてしてたら自分の軸がなくなってしまいそう。」
なんて、もしかすると心配になるかもしれません。

でも、そんな心配は無用です。

リアルに性格を演じられるということは、自分から主体的・積極的に
その性格を理解して使いこなす意思が必要だからです。

もちろん、いつもいつも意識的に演じようとしなくても、
使い慣れていて自然にその性格が出てくるならOK。

だけど、本当は別の性格を演じたいのに、ついいつものように
やってしまって後悔するならそれは主体的ではないですね。

そう考えると、演じることができないほうが軸がないことが分かります。

なにかを抑えつけたり、拒絶したうえでムリに上っ面で演じていることで
「自分が分からなくなった。」とか「自分の軸がない。」ということが
起こるのです。

本当の意味で「なりきる」ことで「性格をつかいこなす」には、
自分の心の中の「見たくない部分」と向き合う必要がどうしても
出てくるんですね。

そのためには、時間がかかることも精神的な負担があることもあります。
ひとりでは届かないこともありますから、そのときにはカウンセリングや
コーチングなどを利用してもいいと思います。

その性格その場面に本当に合ってる?

さて、ある状況や場面に対して、「こんな性格でいきたいな」と
思ったとします。

もちろん、その性格を(リアルに)演じられるかどうかというのも、
大事な要素のひとつですが、

そもそも、それをする必要があるかというのもまた大事なこと。

その性格でいった結果、逆に困ることが起こるかもしれません。
当然、先のことは100%分かるわけではないですが、
自分の心にも確認しておいたほうがいいでしょう。

これまでの膨大な経験データがありますから、
マズいことには違和感という形でけっこう正確に返してくれますよ。

やり方はカンタン。

ある場面を「こうしよう」と想定している性格で過ごす
イメージをしてみます。

そのうえで、自分にこんなことを質問しましょう。

「逆に困ることは出てこない?」

「周りの人や環境に影響はない?」

「長い目で見ても問題はない?」

それでもしも、明確な問題がありそうだったり、
なんともいえない違和感のようなものがあるなら
ちょっと考え直したほうがいいかもしれませんね。

自由自在にふるまえることが選択肢を増やす

ある場面ではこう、またある状況ではこう、
そんなふうに自分を自由にコントロールして、
自在にいろんな性格を使いこなすことができると、

確実に人生の選択肢は増えていきます。

つまり、可能性が広がるということです。

「性格を変えたい」という思いを持ったということは、
新しい可能性にチャレンジしたいという気持ちの現れでもありますよね。

自分にとってよりよい状況をイメージできたからこそ、
その思い、気持ちを持つことができたのです。

もう、スタートはできています。

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