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ねばならない思考を繰り返すクセが抜けない。おおらかになるには?

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

 「□□であらねばならない!」

「○○じゃなきゃいけない!」

「△△であるべき!」

という考えがふと気づくと浮かんでしまう。

何が合ってて正しいのか?

どういうことを発言したら無難なのか?

そんなふうな思考・考え方がクセになっていると、
周りも自分も息苦しいですし身動きもとりづらくなってしまいますよね。

それに周りの人も同じように感じてしまうことも。 

今回の記事では

  • ねばならない/べき思考を和らげようとしたときに気をつけること
  • ねばならない/べき思考をやわらげるコツ(対話をしてみる・考えの原点を探る)

といった内容をお話していきます。

目次

『ねばならない』というキビしい考え

こういった『ねばならない』『べき思考』はあまりよくないよって言うのは、
元々は認知(論理)療法でいう「認知の歪み・イラショナルビリーフ」の考え方なんですが、
悩みがあって心のことを本やネットで調べたりするとよくでてくるので、
一般の方にとっても定番の知識になりつつあるように感じてます。

私も子どもの頃から、「○○しないかん(名古屋弁)」という
母親の口癖をうつされましたので(笑)、
いまだにこれ系のフレーズをついつい使っちゃいますね(^_^;)

昔はけっこう気にしてたので自分もご多分に漏れず、
心理系の本とか読んでなんとか解消しようとしてみたりしたわけですが、

だいたいは「□□でもいい」「○○してもいい」とかに変えましょうって
書いてあるわけです。

ごもっとも!正論です!

しかし
・

・

・

「そんなすぐカンタンに変えれんのじゃーヽ(*`д´*)ノ」
…と何回叫びたくなったことか。

どうでしょうか?

今こちらをお読みいただいているあなたも、心当たりがありませんか?

実はこの「ねばならない」「べき思考」と向き合うときは前提として
注意しておく落とし穴があります。 

ねばならない思考に向き合うときの落とし穴

この落とし穴は言われてみれば「ああ!たしかに!」ってなるのですが、
一人で悩んでいる本人にとっては盲点になりがちなことです。

 それに気づいてもらうために一つ質問をします。

・

・

・

 『〜ねばならない(という考え)』を『変えねばならない』になってませんか?

ありがちといえばありがちですが、ハマると無限ループになってしまう
けっこう危うい罠です。

まさに急がば回れで、あせって強引にいくと結局余計に時間がかかるという罠。

傍から見てる分には笑い話みたいなんですが本人は気づいてない、というのは
かなりありがちなパターンです。

また、「変えねばならない」が「クリアにしておきたい」とか、
「私の課題」とかの一見前向きな耳ざわりのいい言葉にすり替わって
偽装されてたりすることもありますので要注意!

自分の心の中の何かを、『変えたい』とか『やめたい』みたいに
思った時にはそもそもそれを『悪いモノ』だと決めつけている可能性大です。

でもそれって本当に悪いことしかないですか?

ねばならないで得られるものは?

「ねばならない」「べき」というような語尾がつくような思考や認知にも、
そう考えてきて得したことやメリットが何かしらあったはずです。

その思考のクセが、親などの自分以外の人から入れられたり、
うつされたりしたような場合でもきっと何かあったはずです。

たとえば、ものごとに真剣に取り組む人だと思われて信用を得られたとか

大きな失敗を未然に防げたとか。

ぜひここでいくつか思い出してみてください。

最初は些細なことしか見つからないかもしれませんがそれでも十分です。

仲のいい友だちとかに聞いてみるのもいいですよ。

どうでしょう?

あえて真っ向から否定しなくてもいいことが伝わっていれば幸いです。

今回取り上げた「べき思考」や他の記事でも取り上げている「白黒思考」
ほかにも「一般化」とか「読心術」などの認知・思考のクセを心理療法の世界では、
『認知の歪み』と言いますがその『歪み』=“悪いもの”というニュアンスを含む呼び方が
カン違いを招くのでではと個人的には考えています。

(こちらの記事もご参考にどうぞ)

あわせて読みたい
認知の歪みのある自動思考を矯正して治したい!どうしたらいいの? 何かの出来事があったとき、瞬間的にパッと浮かぶ考えを『自動思考』といいます。心のクセともいえる『自動思考』の中にこんな内容がよく出てくるなら要注意。 「〇〇す...

決して『歪んでいる』のではなく極端に『偏っている』ととらえたほうが、
健全だし向き合いやすいと思いませんか?

 ねばならないグセをやわらげるコツ

これ系の思考の全てが悪いものではないものの、
あまりに極端だと困りゴトがたくさんでてきてしまうのも事実。

ここからはそれをやわらげるためのコツや取り組みをお伝えします。

 対話をしてみる。

もしもついつい「~ねばならない」が出てきてハッと気づいたら… 

「誰でも○○でなければいけないみたいなこだわりくらいちょっとぐらいあるじゃん!
そのこだわりも悪いことばかりじゃないんじゃないの? たとえばさー…」

 自分の中の〈変えねばさん〉にこんな感じ↑で言ってやってください!

自分の言葉で言いやすい言い方でだいじょうぶです。
むしろそのほうがいいです。

決してケンカ腰にならず親切に話し合うイメージで対話してみてください(*^^*)

 考えの原点を探ってみる

 もし、その上で余裕があればルーツを探ってみても◎。

こういうのはたいがいだれかにインストールされてたり、
感染させられてたり、その時はどうしても必要だったから
取り入れざるをえなかったということが多いです。

いつ?どこで?

だれか関係してる?

何がどんな順番で起こった?

それで、どんな気持ちや感情を感じた?

でもって、結局なんのためにそう考えるようにしたの?

こんな感じで整理整頓しながら思い出してみるといいですよ。

(あまりにもヘビーで耐えられそうにない記憶が出てきそうだったら
ムリは禁物です。)

「あっ、そういうことだったか!」みたいな気づきや開放感のようなものが
でてきたらしめたものです。

 『ねばならない』も『してもいい』も両方

もちろん、思考をアップデートしていくことを合わせてやっていくのも大事です。

『ねばならない』『べき』が出てきたら決してその事自体を否定せずに

『○○してもいい』

『○○に越したことはない』って

頭の中でつぶやきつつ「こっちで考えたらどんな感じかなー?」って、
試してみることをコツコツ続けるのをおすすめします。

これ系の取り組みは数がモノを言います。
継続は力なりです。

今回取り上げたような『認知の偏り』って、かなり心の深いところに
関わっていることも多いので改善には時間がかかります。

だから、すぐに変わらなくても自分を責めなくていいですよ(^_^)

また、『思考』には『感情』や『意味づけ』もセットになっていますので、
そこにアプローチできるカウンセラーにアシストしてもらってもいいです。

だんだんバランスがとれてくると、身体もゆるんで変な力みがなくなって
力も発揮できるようになりますよ。

これって人生においてすごく大きい財産です。

ある日気づいたら「あれ、なーんかゆるんでるなあ」
みたいになっていただけたらこんなにうれしいことはありません。

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