こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。
インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。
「ひとりのほうが気楽だし楽しいし、正直なところ自分の強みも
発揮できることは分かってる。」
でも、どうしても会社や学校、サークルなどの飲み会だったり、
近所付き合いだったり、なにかと関わらざるを得ない状態に。
このままではいけないと思ってなんとか克服しようと
あえて関わろうとするんだけど、なんか自分だけ浮いている気がしたり
ちゃんと話を聞いてもらえずにうとましがられているような気がしたり。
「はっきり言って集団にいることが楽しくない…
っていうかむしろつらい!」
「このままでこの先だいじょうぶか不安になっちゃう…」
自分もひとりが好きなタイプなのでその歯がゆさはとても良くわかります。
日本という国は良くも悪くも世界でも特に集団を優先する文化だから、
より一層気になりますよね。
個人プレーがすごければごはんがたくさん取れる狩りで生活していたり、
いろんなとこから来た人が行き交う欧米等の地域と違って、
島国でほとんど同じ人種しかおらず、みんなで力を合わせて農耕をして
ごはんを用意してきた日本という地域は国際社会になった現代でも、
色濃くその傾向が残ってます。
『人脈』なんていう言葉を使って、やたらと人とつながることを
すすめるような風潮すらありますよね。
今回はそんな窮屈な日本の社会で、集団に関わりたくないのに、
関わらざるを得ないあなたへ、
- 集団嫌いの恐怖感を和らげるワーク
- 人脈なんかいらないということ
こんなことを集団行動嫌い自体の考察といっしょにお話ししていきます。
ひとりでいられることは素晴らしいこと
ひとりが好き、ひとりが楽ってめっちゃ素晴らしいことですよ。
当サイトを見に来てくれる方にはこんなふうに悩まれている方もいらっしゃいますので
ひとりでいられるということは自立度が高いということ。
もちろん究極的にはだれだって人とつながりたいという欲求はありますが、
それに支配されていないからです。
本当に健全で建設的な人間関係は自立できる人同士によって成立するんです。
ちょっと専門的な言い方をすると「依存」でなく「相互依存」ですね。
と言っても集団の行動に加わることが一切いらないかというと
やっぱりそんなことはないです。
一生山奥や無人島で自給自足して生きるならいいんだけど。
現代社会で生きる以上は何かしらの集団行動に参加することで得することや
トラブルを避けるられることもあります。
なら、「人がたくさんいるの大好き!ウェーイ」ってレベルにはならなくても、
そこまでストレスを感じずに済む程度にはしておきたいですよね。
ちなみにですが集団が得意で好きなことも、ひとりでいるほうが得意で好きなことも
どっちが優れているとかはないですよ。
ものごとはなんでもそうですが、それぞれに生きる場面があるってだけです。
集団嫌いのベースにあること
集団が苦手な理由って、昔いじめられたりして直接的なトラウマみたいに
なってしまっているということもあるけど、
多くは「その集団全員に合わせないといけない」という思い込みによる行動が原因。
そのベースには“嫌われること・人から拒絶されることの恐怖”や“、
“他人からの評価・承認がないと自分には価値がない”というさらに深い恐怖感があります。
そしてそれがあるがゆえに自分の言いたいことも言えないからストレスもたまる。
そりゃー疲れるしなんか居づらい感じになりますよ。
もちろんあえて自分から明らかに人に嫌わるような言動・行動を取る必要は一切ないです。
でも、無意識の「そうしなきゃ」という思いに強制的に引っ張られて
せざるを得ずに気を使ってしまうのと、「ここはこうしたほうがいいな」と
コントロールして気を使うのとは天と地ほどの差があるんです。
ここを解決していくにはまず気づくことと、後からちゃんと思い出すことです。
意外とついついやってしまったことってだいたいその後
そのまま流してってしまうことが多いので結局また繰り返してしまうんですね。
もしも集団の行動に参加することがあったなら、
具体的にどんな瞬間にストレスを特に強く感じたのかをしっかりと思い出して、
どこからその恐怖がやってきているのかをはっきりさせておくだけでもすっきりします。
集団行動への恐怖の感覚を変えてみる
恐怖感への対処はいろいろな方法がありますので、
ぜひ他の記事も参考にしてもらいつつ、今回も一つ方法をお伝えしますね。
自分が集団行動をした中でも特にストレスが強かった場面が
特定できたらその時の場面を自分視点で思い出します。
思い出すときは少し前の場面から時間の流れにそって、
思い出していってくださいね。
できたら最初はその時の感覚、正直けっこうイヤな感じだとは思いますが、
その感覚を身体のどの部分で感じているかを意識して
(たとえば胸がざわざわするとかみぞおちがきゅっとするとか)
じっくりと味わってください。
しっかりと感じきれたらそのまま感じつつ、
その感覚を明確化していきます。
色は?重さは?手触りは?形は?
なんとなくはっきりしたらそれを身体から手の上に出すイメージを。
そしてそれをなでていくと色や手触りや重さや形が、
いい感じに変わっていくようにイメージしていきます。
だいぶいい感じに変わったらまた同じ身体の場所に戻して、
もう一度さっきの場面に入るイメージを。
そこで変わった感覚をあらためて味わいましょう。
1回2回ですぐに効果が出るものではありませんが、
何回も何回もやっているうちに同じような場面でも
ちょっと楽になっている感覚を持てるようになります。
ぜひ試してみてください(*^^*)
根っこにあるものが深そうであれば、さらに深さに合わせたアプローチも
要りますので無理せずにカウンセリング等を利用することをおすすめします。
あと、それと合わせて知っておいて欲しい本当に大事なことをお伝えします。
人脈なんかいらん!
社会人の方や就活をひかえた大学生の方など、
「人生や仕事は人脈が大事」とか、
それに似たようなことをドヤ顔で言われたことって
あるんじゃないかと思うんですがどうでしょう?
そのためにがんばって集団行動に加わっているかもですね。
それに対してはっきり言います。
「人脈など必要ありません」
m9っ`・ω・´)シャキーン
自分がお世話になっているビジネスの勉強会の先生から、
何度も何度も教えていただいたことです。
「人脈」という言葉を辞書で調べてみてください。
シンプルに「人のつながり」と書いてあるものもありますが、
だいたいは「利害などによる」とか「仕事の上で役に立つ」とか書いてあります。
言い方を変えれば「損得」とか「金」の関わる関係なんですよ。
ぶっちゃけ。
なら人のつながりは大事じゃないのか?というとそんなことはありません。
大事なのは「仲間」なんです。
本当に大事な関係は?
その人が困ったり悩んでいたら何を差し置いても助けてあげたい。
そして、相手も自分がそんな状況のときは同じようにしてくれる。
そんな関係が「仲間」です。
大人気マンガのワンピースって読んだことありますか?
もし読んだことなければムリに読まなくていいので
(面白いけどさすがに長い!)
ググってみて軽く概要を見てみてください。
で、ここでおたずねします。
主人公ルフィの仲間、麦わらの一味って何人います?
・
・
・
たった10人ですよ(2018年12月現在)
20年以上も連載していてたったそれだけなんですよ。
まあ細かいこといえばルフィなら傘下とか
助けた人たちとかまで「仲間だっ!」って言いそうですけど。
でも実質行動を共にする核となるようなメンバーはたった10人なんです。
では、さらにお聞きします。
あなたにとって上記のように本当に本当に大事な仲間と言える人は
だれとだれとだれ…ですか?
何人いますか?
その人たちとの関わりを薄めてでも、いろんな集団に関わりに行って
新しいつながりを作りたいですか?
ひとりの人間が使える時間も体力も労力も限られています。
その上であなたはどんな優先順位をつけて行動しますか?
本当に関わりたい人たちがいる集団なら遠慮なく積極的に参加すればいいけれど、
そうでなければ…。
幸いにも最近は若い人を中心に会社全員参加みたいな飲み会とかも減っているみたいです。
より自分にとって大事な関係を優先しやすい世の中に変わってきています。
あなたが本当に幸せな人間関係を築いて楽しく生きられることを応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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