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いい時と悪いときの差、調子の波や気分ムラが激しくて困る。対処法は?

こんにちは。
〈オンラインカウンセリング『なごやか』
心理カウンセラーのイヌカイです。
今回もご相談にお答えしていきます。

気分がいいときにはなんでもできる気になって、
仕事も家事も勉強もどんどんできる!

だけど・・・

気分が悪いときには動く気にもならない…

ついつい人やモノにあたってしまったり…

悪いことばかり考えてしまったり…

あげくの果てにはその「調子が悪くて動けないこと」自体を、
自分で責めてしまう。

とにかく調子がいいときと悪いときの差が激しくて波が大きい。

こんなことで困っているというご相談は多くいただきます。

調子のいいときがあるだけに、逆に悪いときが際立ってしまって

なんとも自分がふがいない感じとか情けない感じとか
歯がゆい感じとかがあって困ってしまいますよね。

今回はそんなお困りごとについて

  • 調子の良し悪しのとらえ方について
  • 調子が悪い時のよくある原因
  • カンタンな対処法
  • 調子の悪い自分を責め続けると起こること
  • 解決のためのとりくみ

といったテーマでお話をしていきます。

“調子が悪いこと”を許せない?

人間だれしも調子の悪いときはあります。

そう言われると「そんなの当たり前じゃないか!」と思いますよね。

それは当然そうなんですよ。

そうなんですけど、それが分かっていながらも
「調子の悪いとき気分の悪いときがイヤだ!」

というところにポイントがあるわけなのですね。

お気づきでしょうか?

「気分のムラ・波」がイヤなんではなく、
「気分調子が悪いこと」がイヤなのです。

言い換えればいつも「気分や調子がいい」状態でいたい。

もっとつっこめば、「理想の自分(の状態)をずっと維持したい。」とか

「落ちてもそれなりの水準を維持しておきたい」

という本音が隠れていることに気づいていないことが
多かったりするんですね。

実は一番注目するべきは「調子が悪いときの自分を許せない自分」なのです。

調子が悪いときは、

・仕事が進まないからあせる…

・自分が低レベルに見える…

・できるはずなのにできないのが歯がゆい…

だからそんな自分が許せない。

いいときと悪いときの「落差が大きい。」というのも、
たいていの場合は自分への理想の高さ自分への厳しさから
そう見えることが大半だと思います。

ただし、調子がいいという状態を飛び越えて

・眠らなくても大丈夫

・しゃべりだすと止まらない

・つい高い買物やギャンブルで散財してしまう

などの普段の状態ではしないような状態や行動が実際に現れている場合は、
今回の記事で触れませんが双極性障害(躁うつ)の可能性もありますので
ご注意くださいね。

調子が悪いときのよくある原因3つ

調子が悪い

気分が悪い

これって原因を探ってみると意外と単純なことだったりします。

全部あげていったらキリがないのでよくありがちなものをあげておきます。

なぜだか理由が分からないことほど不安を強めるものはありませんから、
ぜひ、ご自身で振り返っていただけるとよいと思います。

1,体調が悪い・身体が疲れている

ごくごく単純な理由です。

ですが、意外とこれに気づいていないことは多いです。

場合によっては、気づいていても認めないとか
無理してでもやってることがありますので要注意なことでもあります。

食事のタイミング・量・内容や睡眠時間や質が安定しているかどうかなども、
調子が悪いときにはあらためて見直してみることをおすすめします。

あと、呼吸をしたときに、胸やお腹に抵抗感や違和感がある部分はないか?

身体のどこかに必要以上に力みが入っていないかとかも
注目してみるといいですね。

身体が臨戦態勢でいつも身構えているような状態だと
ものすごいストレスにさらされている可能性が高いです。

それが、呼吸に関わる筋肉や肩や脚の筋肉などの緊張につながるからです。

2,環境や外の状態に影響されている

よくよく注意してみると

・気に障る音がずっとしている

・変なにおいが漂っている

・イスや机の高さが合わない

・興味を引くものがある

・天気が悪い

などといった比較的分かりやすいものから

・気圧が低い

・気温が合わない

・雰囲気が悪い

といったいまいち特定しづらいものまであります。

いっしょにいる人がいればその人の態度や表情などに、
影響を受けているかもしれません。
(こういったことを読み取る能力に長けている代わりに
影響を受けやすい方もよくいらっしゃいます。)

いずれにしても、自分のせいではないということに気づけると
楽になるものです。

ちなみにですが、私はなんか調子が悪いなあというときは
メガネが汚れていて視界が悪いことがよくあります。

意外とささいなことが調子の悪さにつながるほど、
人間の心や身体は感度が高いものなのです。

3,過去の記憶を引きずっている

前日やちょっと前にイヤな出来事があった…

イヤな夢をみた…

そんなことからズルズルきていることもよくあります。

そういうときはちょっと振り返ってみるのをおすすめします。

もしもそのイヤな出来事が明確に認識できて頭の中をぐるぐるしている
ような状態が分かれば、そこに対処するのが優先です。

(こちらの記事もご参考にどうぞ)

 

調子が悪いときは身体の感覚に意識を向けてみよう

だいたいこの3つをはじめとして細かい原因をあげれば無数に出てくると思います。

ただ、やっかいなことに、実は2をきっかけにして1のように体調に影響していたり、
関連した記憶がいもづる式に引きずりだされて3の状態になっていることもよくあります。

しかもそういうときは、はっきりした記憶が引きずり出されているというよりは、
そのときの気分や感情だけが出てきてたりするので、
原因が分からずにもやもやしやすいかもです。

その出来事そのものの記憶は薄まっていても、
イヤな感情や感覚が残っているときもあるんですね。

そうしたときにはやはり重要になるのは身体にあらわれる感覚。

前の節の1に書いたように身体をじっくりと観察してみて、
違和感や力みのあるところを特定してみましょう。

基本的にはなでたりさすったりしてそこがゆるむようにしていけるといいのですが、
いきなり直接ゆるませようとすると、余計に力が入ってしまったり、
他のところに力が入ったりしてしまい逆効果になることもあります。

いまいち、ゆるみづらい感じがしたらあえて一旦逆をやるのも有効な方法です。

特定した場所にわざとギュッと力を入れたり、
手で押さえたりしてからゆっくりとゆるませる。

呼吸であれば、緊張状態では浅くなっているはずですので
わざともっと浅く早くを繰り返していくのがコツです。

いずれの方法でも身体の感じが変化していくのを、
じっくりと観察するのがポイントになります。

調子の悪い自分を嫌い続けてしまうと…

調子が悪い自分が許せないということは、
理想通りのはたらきができない自分を拒絶しているということです。

調子が悪い自分をついつい責めてしまうということがあるのなら、
心の中が分断してしまっているかもしれません。

こちらの図をご覧ください。

すごくシンプルな図ですが、こちらを使って分かりやすく状態をご説明しますね。

まず、普段の自分(調子のいいときの自分)をAとします。

この図では調子の悪いときの自分を拒絶してAとBが分断しまっています。

この拒絶された調子の悪いときの自分をBとします。

そして、普段はAに意識があります。

この図ではBがAからはじき出されてしまっていますね。

意識がAにいるときにはBの存在を

「この状態になるのはイヤだ!」

「こんな状態があるなんて自分は人としてレベルが低い!」

なんて拒絶し続けているわけです。

そして今度は意識がBに行ってしまうと、
Aが自分を責めるようになってしまうんですね。

この悪循環が続くと心の分断はより強くなって、
最悪の場合うつなどになってしまいます。

ぜひとも、この構図覚えておかれるといいです。
心の問題ってほとんどがこんなふうにシンプルにとらえられるんですよ。
(関連記事)

あとはどうなれればいいのかですよね。

カンのいい人はお気づきかと思いますが、要はこのAとBをくっつけてしまえばいいのです。

 

普段の自分と調子の悪い自分をくっつける

では、AとBをくっつける具体的な方法です。

大前提として、「今」調子が悪くてうまくいっていないことに
関しては「あきらめる」こと。

実際問題できていないのにそれを認めず力めば力むほど分断が進みます。

(『今をあきらめる』ことについてこちらの記事にくわしく書いております。)

そのうえでAにいる状態なら、Aに軸足を置きながらBを味わってみる。

Bにいる状態ならその逆をする。これがポイントです。

まずは、Bにいるとき、つまり調子が悪いときには調子が悪いままでいいので、
Aのときの気分をほんの少し体験できるようなことをやってみます。

たとえば、立って歩いたり、スキップしてみたり、ジャンプしてみたりして
身体の感覚を軽くしてみたり、

前に調子がよかったときに過ごしていた場所のことを思い出して再体験してみたり。

見えるもの、聞こえるもの、身体に感じるもの、においなどを
順番に思い出して、自分が映画の中に入ったように感じてみます。

調子がいいときにいつも特定の香りを嗅いでおいたり、
聴く音楽を決めておいたりすると連想の効果でより強力になりますよ。

逆に調子がいいときに、あえて調子が悪いときの気分を『積極的・主体的』に味わいに行く。

実はこれが効果的だったりします。

これをあえてやる人やすすめる人はあまりいないのは、
ポイントを押さえていないせいで逆効果になるからです。

せっかく調子がいいときに、悪いときの気分を味わおうとして
そのまま調子の悪い状態の自分になって味わってしまったら元も子もありません。

あくまでも、軸足をAに置いた状態でBを味わう必要があります。

完全にBに移ってしまわないようにするには

「積極的・主体的に」がカギになります。

つまり、『自分からわざと味わいにいってやる』という心構えですね。

どんな身体の感覚だったかな?

どういう場所にいるときだったかな?

頭の中でどんなことをつぶやいていたかな?

といったように、ある程度客観的に特定していったほうがよいでしょう。

また、Aに戻って来やすくなるような仕掛けをしておくのも効果的です。

直接場面に入り込まず、眼の前に画面をイメージして、
調子が悪い自分の動画を見ているようにする。

たとえば調子のいい状態で、机のへりなどの手近にあるにぎれるものを
ぎゅっぎゅっと何回かにぎって感覚を関連づけることで、
味わっている途中でもそこをにぎればAに帰ってこれるようにしておく。

こうした仕掛けを準備することで、安心感をもって味わいに行くことが
できるようになります。

こんなふうに、2つの状態を行ったり来たりすることで、
AとBの状態をくっつけていくのですね。

調子の良し悪しはあったとしても

逆説的ですが、AとBがくっついて調子がよかろうが悪かろうが、
同じように受けいれられるようになってくると、
結果として現れるパフォーマンスはムラが無くなってきます。

自分で感じる調子はそれなりに浮き沈みがあったとしても、
その時に最適な選択肢をとることができるようになるからです。

「この人は安定しているなぁ」と周りに思わせる人は、
意識的にか無意識的にかそれができているのではなんて思います。

人間ならではの単なる調子のよい悪いを必要以上に
厳しくとらえてしまうことでつらく生き苦しく過ごしている日々が、
ちょっとゆるくなって過ごしやすくなってもらえたらうれしいです。

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