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メンタルを強くするには?まず知っておいてほしいことと3つの方法

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こんにちは。
【オンライン心理カウンセリングなごやか】
心理カウンセラーのイヌカイです。

インターネット上のたくさんの情報の中から
この記事を選んでいただいてありがとうございます。

「失敗したり怒られたりすると何日も立ち直れない…」

「直球で意見されると固まってしまう…」

「怖いとすぐに涙目になっちゃう…」

「周りの人を見ると同じような状況でもヘラヘラしたりして
重く受け止めてなさそう。自分もあんなふうになれたらいいなあ」

こんなふうに自分は正直メンタル・心が弱いほうだと思ってませんか? 

この記事では心の原理と構造をふまえて

心・メンタルが強いってなんだ?

力をつけていくには?

逆にやったらまずいことって?

そんなことをお話していきます。
あなたの“心の強さ”に関する悩みが和らげば幸いです。 

目次

あなたにとってメンタルが強いとは?

あなたは

“心が強い人”とか

“メンタルが強い人”

って聞いてどんな人を思い浮かべますか?

つらいトレーニングに耐えて凄まじいプレッシャーを
乗り越えるアスリートでしょうか?

それとも身近にいるような、きつい怒られ方をしたりしても
意にも介さないでさらっと受け流していそうな人でしょうか?

「強い」っていう言葉だけでイメージすると、
どっちかというと「耐えられる」とか「動じない」って
感じがしますよね。

上の例で行くとどっちかというと前者の感じですかね?

後者のほうは「しなやか」とでも言うのかな?

こちらもまあ弱くはなさそうです。

正直どっちがいいとかっては特にないですね。
一長一短がありますから。

とはいっても、自分はどうしていったらいいのかは気になりますよね。

結論から先に言ってしまうと

心を強い弱いでとらえることをまずはやめることです。

心が強いかどうかって、所詮他人が外から見た
観察結果を表現してるだけで全然本質的ではないです。

だから“強い”っていう言葉にとらわれず、
まずは自分がどんな状況のときどんな状態でいたいかを
はっきりさせてそれを目的にすることが大事。

たとえば

・怒られても数時間程度で普段の動き方に戻れる

・ストレートにものを言われても落ち着いて自分の意見を吟味して返せるようになる

こんな感じで具体的にどうなれるかを考えてみましょう。

ただ“強い“ではぼやっとしていて結局よく分からないままでいつづけてしまうか、
おかしな方向に行ってしまいます。

じゃ、より現実の世界で得するようなメンタル・心の状態、
外から「強い」って見られるのってどんな状態なんでしょうか?

メンタル・心の強さの本当の意味

「あの人ってメンタル強いよね」

そんなふうに言われるような人のメンタルって、
どんな状態でどんな能力を持ってるのでしょうか?

心の原理と構造の視点からお答えします。

それは

「今を受け入れ続けられること」です。

いきなり言われても意味が分からんですよね(;^ω^)

ちょっとくわしく説明します。
(方法だけ知りたい方はとりあえず飛ばしてもOKです。)

人間の心って、次から次へとどんどん更新される『今』この瞬間に、
見たり聞いたり感じたことを、まずは見境いなく取り入れては
心をつくるデータにして積み重ねてきた『過去』の
データのつながりやすいところにつなげていきます。

ところが、心に問題がある人は『過去』のデータで作られた
心の領域が『普段の自分』と分かれてしまっています

とりあえず『今』のデータを取り入れてつなげてはみたものの、
それが『普段の自分』ではなく『分かれてしまった部分』のほうに
つながってしまうと、
『普段の自分』の冷静さとかは発揮されることはなく
限られた『分かれてしまった部分』のデータしか使えなくなってしまいます。

ちなみに、『分かれてしまった部分』は自分にはいらないとして
『普段の自分』から追い出した部分です。

(もちろん、分かってそうしたというよりも、
これまで人生を送るうちに知らず知らずのうちに
そうしてしまったというのがほとんどです。)

例をあげるなら、
「能力のない自分は価値がない」と思い込んで
「能力がない自分」を追い出していると

『今』怒られているという事実が目の前で起こっているとき、
瞬間的に『過去』追い出した「能力がない自分」とつながって
『今』から離れていってしまうのですね。

もしも、「能力がなくてもだいじょうぶ」と思っていて、
『普段の自分』の中に「能力がない自分」も受け入れられているならば、
『今』目の前で起こっている「怒られているという情報」は
『普段の自分』につながって受け止められるわけですね。

まとめるなら、自分の中に拒絶している部分が
少なければ少ないほど『今を受け入れ続けられる』力が強いというわけです。

ついやってしまうけど逆効果になりがちなこと3つ

過去に問題があるのだったら、とにかく思い出して向き合ったり許したり
すればいいんじゃないかと考えたりしませんか?

ある程度状態がよくなって、さらに解決を目指す段階では
それも必要なときがあるのは間違いないんですが、
いきなりそれをするのはおすすめしません。

それも含めてメンタル・心を強くしたいと思った時に、
ついついやってしまうけど実は逆効果になりがちなことをご紹介します。

いきなり過去と向き合おうとする

目指すレベルによって、最終的には原点となった過去への
アプローチが必要なことは間違いないんですが、

『今』に踏みとどまれる力が身につく前にやってしまうと、
結局つらかった当時の自分に戻ってしまった状態で
もう一度つらい思いを体験しなおすだけ

という地獄のようなきつさを味わうわりに実入りがないという、
最悪のパターンに陥ってしまいます。

自ら思い出す分には本当にヤバい記憶にアクセスしそうになったら
ブレーキがかかる場合がほとんどなので、
まだきつかっただけで済むことが多いですが
(それでも100%安全とは言いきれませんのでできる限りやめておいてください。)

特に怖いのは人に手伝ってもらって思い出す場合です。

想定もしていなかったつらい記憶の濁流に飲み込まれて
パニック状態になったりすることすらあります。

少し前にテレビで芸能人に過去や親の記憶と向き合わせて
大泣きさせるようなセッションをしていた
有名カウンセラーがいましたが荒療治にもほどがあります。

一見うまくいったとしてもその体験をあまりに特別視し、
それに依存してその先の進歩が止まってしまうこともよくあることです。

次の節でくわしく説明しますが、『今』にいられる力を高めて、
『今』の自分から『過去』を客観的に観察できるようにすることが大事なんです。

ガマンする力をつけようとする

「強さ」という言葉を聞くと、どうしても「耐えられる」ことを
イメージしていまいがち。

しかし、耐えるだけではストレスだけがじわじわと
溜まっていくことはなんとなくお分かりになるんじゃないでしょうか。

しかもそれだけじゃないんです。

精神的につらいこと、イヤなことに「耐える」
ということはある意味では「耐えられない自分」の否定という側面もあります。

「耐えられない自分」を否定、拒絶し続ければ、
心の中では『普段の自分』から分かれてしまい、
しまいにはうつの原因にすらなります。

一時的に耐えることが必要なこともありますが、
常態化してしまうのはけっこう危険なことです。

最終的に自分の大事な目標や、
本当にやりたいことのために必要なことは分かっているけど、
やるのがちょっとつらいっていうようなものごとには、
つらいと思う原因などに別途対応していくこともありますが
今回のテーマとは外れてしまうので割愛させていただきます。

ごまかす、感じないようにする

これも『耐える』とほとんど近いですが、
自分の一部を否定・拒絶していることすら分からなくなってしまうので
余計にタチが悪いかも。

正直いったん楽にはなるけど、だんだんと感情が死んでいって
ある時突然耐えがたいほどものすごい空虚感とかむなしさに襲われて、
にっちもさっちもいかなくなることに。

イヤなものはイヤという気持ちや感情は、
すぐに環境を変えたりとかの対応がむずかしいときでも
一人の時に口に出すなどしておきましょう。

信頼できる人がいればグチをこぼしたってOK。

ごまかしたり感じないようにするよりは全然ましです。

メンタル・心の力を強くする3つの練習方法

タイトルは「強くする」としましたが、ここまでで説明したとおり
『普段の自分』が『今』に居続けるための練習方法です。

1,瞑想を普段の生活に組み込む

瞑想というと、静かなところであぐらでもかいて
目をつむって呼吸に意識を向けるというイメージを持たれるかもしれません。

こういった静的な瞑想ももちろんいいことはたくさんありますが、
なかなかまとまった時間をとって毎日するというのも、
意外とハードルが高くて続かなかったりするものです。

そこでオススメなのが、普段の生活の中で瞑想的なことをやっちゃおうというもの。

やりかたはシンプルです。

たとえば家事をしたり、歯磨きとか身の回りのことや外を歩く時などに、
五感にフルに集中するのです。

たとえば掃除機がけをするならまずかけている床を

しっかり見る!

適当に見ないで細かい模様まで観察するようにしましょう。

同時に音もしっかり聞きつつ、ノズルを握っている手の感触もじっくりと感じましょう。

ポイントは2箇所以上に同時に集中することです。

最初からいくつも同時に感じるのはむずかしいので、
2つから始めていくのがオススメ。

必ずしも視覚と触覚とか別の五感でなくても、
左手と足だったり別の箇所の触覚2つなどでもOKです。

ここでは伝えきれなくて恐縮ですが、
当方のカウンセリングでは身体の状態を変えて
より強力に『今』にい続ける方法もお伝えしております。

ご興味がありましたらお問い合わせくださいませ。

2,感情を観察して理解する

つらい気持ちになって凹んでしまったその瞬間は、
過去の世界にひっぱられてしまってなんともならないかもですが、

普段の状態に戻った時にもう一度その場面と気持ちを見直すことができれば
客観的に違う捉え方ができるもの。

もしも凹んでしまったときはそのときのことをノートなどに書き残しておきましょう。

その時に何がありましたか?(時系列を細かく書くといいです)

場所はどこですか?

だれがいましたか?

どんなことを心の中でつぶやいていましたか?

一言で言ってどんな感情を感じていましたか?(悲しいとか怖いとか不安とか)

こんなことを書いておいてその日はおいておきます。

そして後日落ち着いた頃にこれを読み直してみます。

その時に特に何か解決策を考えたりとかはしなくてOK。

日々観察していくことが重要です。

3,ホッとする仕掛けをつくる

私の師匠である吉家重夫先生の著書に、
自分に「法号」をつけるという方法が紹介されています。

投稿が見つかりません。

お坊さんがつけるような漢字2文字の別名みたいなのを
つけてみましょうという方法です。

ちなみに私は自分に「儚遊」というのをつけてみました。
“儚さに遊ぶ”って中二病くさくてよくないですか?(笑)

と、まあ私のことはおいておいて、別に漢字2文字じゃなくても
英語でもイラストでも自分の理想を体現したような
シンプルなモチーフを作るのってやってみると結構楽しいですよ。

いいのができたら紙に印刷して見えるとこに貼っておいたりとか、
パソコンのデスクトップのすみに入れておいておくと見るたびにホッとできますよ。

凹んで過去にガチガチに固定されてしまった意識に対して、
『今』動ける余裕をつくる効果があります。

まずは『今』にいられる力を!

眼の前で『今』起きていることを受け入れられれば、
受け入れられるだけ楽になっていきますし、
能力もより発揮できるようになっていきます。

また、『今』にいられる力を身につけていくことで、
『過去』と向き合う力もだんだんと上がってきます。

この社会で生きていくには“メンタル・心の強さ”が
あるに越したことはありません。

でもそれは根性や精神論でなんとかするものではないです。

まるで水のように『今』ここでの出来事を
飲み込んでいけるイメージです。

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